ヴォルティススタジアム

【徳島vs山口】試合フォトレポート:リーグ戦を4位でフィニッシュ。ホームでJ1参入プレーオフ1回戦に臨む。

■2019明治安田生命J2リーグ第42節
11月24日(日)徳島 3-0 山口(14:03KICK OFF/鳴門大塚/9,326人)
得点者:38’河田篤秀(徳島)47’河田篤秀(徳島)52’田向泰輝(徳島)
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リーグ戦最終節。是が非でも地力でのJ1参入プレーオフ進出を決めたいところ。山口戦のスタメンは、前節・東京V戦と同じスタメンで臨んだ。

「とにかく立ち上がりに取られてしまうとより難しくなるし、この雰囲気なので自分たちの空回りも出やすいシチュエーションでしたので、先に失点することだけはないようにみんなで話はしていました(岩尾)」が話す通り、試合序盤は慎重は立ち上がり。ボールをつなぐ徳島に対し「相手は1対1で守備をはめて来ていた(岩尾)」山口という構図となる。

そんな中、7分に角度のないところから河田が反転からシュートしたのが最初のチャンス。28分にはバイスがFKから直接狙うも枠外。34分には相手のクリアボールを拾った河田が強烈なミドルシュートを放つも、惜しくもクロスバーをたたきゴールとはならなかった。しかし37分、ゴール前で岩尾のパスを受けた河田が「良い場所に置けたので、前を向いて迷わずシュートしました」と意表を突く強烈なシュート。これがGKの手を弾き飛ばしゴール!エース・河田の一発で先制点を奪い、前半を1-0で折り返す。

ハーフタイムを挟んでで迎えた後半早々、相手のシュートをキャッチしたGK梶川が「「顔を上げると杉本選手がフリーだったので、足元へ上手く出すことが出来ました」と素早く左サイドの杉本へスローイン。杉本はフォローに入った野村へパスをつなぐと、野村がスペースへ走り込む河田を見逃さずにスルーパスを送る。抜け出した河田はGKと1対1を制し冷静に流し込み2点目を奪う。

ゴール後、狩野の第二子誕生をゆりかごダンスで祝う選手たち。

さらに50分には、内田のボールカットからドリブルで相手選手をかわし、左サイドのスペースに抜けた渡井へパス。ボールを受けた渡井がファーサイドへグラウンダーのクロスボールを送ると、大外から入ってきたのは田向。「渡井選手を信じて走りました。顔が上がっていなかったので『見えているのかな?』と心配しましたが、しっかり見てくれていましたね」と、最後はスライディングで合わせ決定的な3点目を挙げる。

3点のリードを奪った徳島は、山口に攻め込まれる場面はあったものの「相手はクロスでチャンスを作ろうとしていましたが、それは彼らが元来実践していたサッカーですし、そういうことが起こりうると想定し選手にも伝えていました(リカルド監督)」しっかりと無失点で抑え込み、タイムアップ!3-0で山口を下した。

この結果、町田に敗れた山形をかわし4位でリーグ戦を終了。5位・甲府とJ1参入プレーオフ1回戦(12/1(日)13時キックオフ)をホーム・鳴門大塚ポカリスエットスタジアムで戦うこととなる。

試合後、ゴール裏のサポーターとともに記念撮影。1週間後のJ1参入プレーオフに向け、気持ちを一つにした。

□試合フォト

(残り 113文字/全文: 1523文字)

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