ヴォルティススタジアム

【徳島vs山形】フォトレポート:河田のゴールで山形を下しJ1昇格へ王手!

■J1参入プレーオフ2回戦
12月8日(日)徳島 1-0 山形(13:08KICK OFF/鳴門大塚/10,376人)
得点者:53’河田篤秀(徳島)
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J1昇格まであと2試合。J1参入プレーオフ2回戦はモンテディオ山形との対戦となった。


スタメンは甲府戦から1名変更。渡井に代わり甲府戦でボランチに入っていた鈴木徳真がシャドーに入り、ボランチには小西入った。

コイントスで風上を取られた前半。「試合への入りはチームとして悪かった(内田)」が話す通り、相手の強烈なプレスと風の影響で上手くボールをつなぐことができず山形ペースとなる。開始早々、バイスが引っ掛けられる大ピンチを迎えるが、梶川が落ち着いたセーブを見せ事なきを得る。

8分にはヴォルティスも反撃。右サイドに流れた河田のロングフィードからゴール前に飛び込んできた島屋がシュート。31分には野村の又抜きパスから島屋が決定機を迎えるが、シュートはGK正面。37分にはCKのこぼれ球から野村が強烈なミドル、44分には野村のスルーパスに島屋が抜け出すが、惜しくもオフサイドの判定となる。
結局前半は0-0のままハーフタイムへ。

後半に向け「追い風を活かして攻めよう。相手の出方を見極めて簡単にプレーさせないように。勝ちにいくぞ」と指揮官に背中を押された選手たち。

そして後半開始早々の53分、ついに試合が動く。
GK梶川のゴールキックのこぼれを田向が拾い、素早く野村にパスを付ける。「野村選手が持った時点で、信じて裏に走りました(河田)」とスペースに走り込む河田へ野村が丁寧なスルーパスが通す。「スピードに乗れていましたし、とても良いパスをくれたのでシュートまでに余裕があり、落ち着いて決めることが出来ました(河田)」と相手GKの頭上を超えるループシュートでネットを揺らし待望の先制点を奪う!

リードを奪われた山形もディフェンスの枚数を削り攻撃的な選手を投入するが、ヴォルティスも粘り強い対応でゴールを許さない。

結局試合はそのままタイムアップ。1-0で山形を下した徳島が、J1昇格をかけJ1の16位・湘南と、アウェイ・BMWスタジアムで対戦することとなった。

「湘南戦に向けて全員が気持ちを切り替えている(石井)」

「次の試合はゴールを決めないといけないので、先制すること、そして失点をしないことで必ず勝利し、ファン・サポーターの皆さんと共にJ1へ行きたい(内田)」

「今度は僕たちが点を取らなければなりません。レギュレーションが違うので戦い方も変えなければいけませんが、殴り合いになると湘南は強いと思います。ですから自分たちのリズムで試合を運べるようにすることが第一(岩尾)」

12月14日(土曜日)、2019シーズンの集大成とJ1昇格に向けて、徳島ヴォルティスはBMWスタジアムへ乗り込む。


□試合フォト

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