ヴォルティススタジアム

【練習場から】帰ってきた志龍「今は苦しい状況ですが、みんなで一緒に乗り越えて、徳島を盛り上げられるように頑張りたい」


ポルトガル1部のポルティモネンセSCに期限付き移籍していた藤原 志龍選手がチームに復帰しました!ポルティモネンセSCでは主にU-23チームでプレーしていましたが、残念ながら、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、3月上旬にリーグ戦は中断してしまい、そのままシーズン終了となったそうです。その後は、ポルトガルで外出自粛生活を続けながら、4月9日に帰国。昨日、チームの活動再開と同時に合流したばかりです。
そんな藤原選手からビデオ通話にてコメントをいただきました!

Q:まずはポルトガルでのプレーについてどんなことを感じましたか?
『生まれつきの身体能力というか、足のリーチだったり体つきは、全然日本とは違うなと感じました。』

Q:その中で勝負したところは?
『自分はドリブルが持ち味なので、積極的に仕掛けていき、通用したと感じました。』

Q:海外でプレーしてみて、日本とどんな違いがありましたか?
『やっぱり、言葉も通じないしコミュニケーションは難しいなと感じました。』

Q:どのくらい向こうの言葉をしゃべれるようになりましたか?
『そんなにしゃべれないですね(笑)。挨拶とサッカー用語くらいです。スラスラしゃべれたり、聞き取れたりはできませんでした。』

Q:指導方法で日本とは異なる部分はありましたか?
『けっこう似ていて、(ポルトガルは)個人でいけいけみたいな感じだと思っていましたが、けっこう繋ごうとして、ゴール前では個人で仕掛けてもいいような感じで、こっち(日本)と似ていましたね。』

Q:ポルトガルでの経験から次へ課題は出ましたか?
『「ドリブルで抜けるのはいいけど、その後ゴールが決まらない、シュートを打っても入らない」っていうのをポルトガルではよく言われていたので、ドリブルばかりではなく、抜ききらずにシュートを打つとか「結果を一番に、ゴールを決められるように」ということの重要性を感じました。』

Q:ポルトガルにいた時は徳島ヴォルティスの情報をどのくらい持ってましたか?
『ネットでずっと見ていました。湘南ベルマーレ戦(2019昇格プレーオフ決定戦)も見ましたし、徳島ヴォルティスの選手ともLINEでやりとりはしていたので、僕自身ずっと応援はしていました。』

Q:ポルトガルにいる時に河田選手とインスタライブをやっていましたがメンタル的に楽になれましたか?
「めっちゃ楽になれました!あっちで笑うことなかったので、カワくんは面白いし、たくさん笑わせてくれました。
竜士くん(杉本 竜士選手/現 横浜F・マリノス)とか太郎くん(杉本 太郎選手/現 松本山雅FC)も連絡してくれて、気持ちが楽になりました。」

Q:自分の中で一番身になった部分は何ですか?
『海外の選手はサッカーのために費やす時間がすごくて、練習終わりにジムに行ったり、そういう時間があるからフィジカルも成長したりするのかなと思いました。僕自身そういう面で(彼らを見習って)成長できたと思います。
フィジカル面は元々自分の課題だったんですが、いつかはワールドカップや世界に出て活躍したいと思っているので、そういう意味では、まだまだ足りないと感じましたね。』

Q:帰国してからはどんなことをしていましたか?
『ずっとホテルで(大阪府内の)外出自粛をしていました。体幹や筋トレはやっていましたが、そのくらいしかできなかったですね。』

Q:実際チームに合流してみていかがでしたか?
『みんな、いろんなことを聞いてくれるし、雰囲気もすごくよかったのでスムーズには入れました。』

Q:最後に徳島ヴォルティスでの目標を
「ポルトガルに行かせてもらい、みんな自分の成長した姿を期待していると思うので、そういった姿を見せられるように、今は苦しい状況ですが、みんなで一緒に乗り越えて、徳島を盛り上げられるように頑張りたいと思います。」

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