ヴォルティススタジアム

【直前レポート】勝つ集団だったか、自問自答を。

まず、冒頭で1つお伝えさせてください。リーグ戦再開が実現できたことについて、記者としても特別な感情を抱いています。キックオフの笛が鳴り、誰にどう感謝を伝えればいいのか対象者を想像するのは難しかったですが、とにかく「ありがとうございます」という感情を抱きました。皆さま同様に感染症対策の観点から自宅でリモートマッチの観戦を選択しましたが、画面を通してでも伝わる喜びがありました。岩尾選手中心に『LOVE VORTIS』のポーズを投げかけてくれたときはジワッと胸がアツくなりました。本日、東京都で2カ月ぶりに100人を超える感染者が確認され、再び難しい判断が求められる可能性が迫っていることは推測できます。ただ、そういった状況を想定しながらも、一歩前進したことの意味をあらためて考えながら1日1日を大切にしたいと思います。

では、愛媛戦の振り返り、京都戦の展望へ進みます。

前節・愛媛戦(3●4)は稀に観る痛恨の逆転負け。3点を先行しながらも、4失点を許す。通常は起こりえないことだが、現実として起きた。そこには様々な要因が見て取れた。メンタル、采配、戦術など、いくつかの要因を別々に振り返りながら今節の展望につなげたい。

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