ヴォルティススタジアム

【北九州vs徳島】フォトレポート:攻守が噛み合わず、北九州に敗戦。

■明治安田生命J2リーグ 第8節
7月25日(土)北九州 2-0 徳島(19:03KICK OFF/ミクスタ/1,560人)
得点者:7’ディサロ燦シルヴァーノ(北九州)45’椿直起(北九州)
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2節連続のアウェイ戦。今節は指揮官が「やることは本当にどの試合でも同じように見えますし、若手選手が多い中でもやりたいことを表現できている(リカルド監督)も警戒する小林伸二監督が率いる北九州との対戦を迎えた。

スタメンは前節から2名変更、DFラインの真ん中に岩尾を入れ右には岸本が入り、前線には垣田に代わり河田が入った。

試合開始早々、北九州GK永井のパスを岸本がインターセプトしゴール前へ運びチャンスを作る。しかし前半7分「前から(プレスが)うまくはまらなくて、後手後手になってしまいました(岸本)」が話す通り、相手のサイドバックへのプレスをかけきれず、サイドを起点にチャンスを作られると、最後はディサロ燦シルヴァーノに合わせられ先制を許す。

リードを奪われた徳島も前半8分、梶川のFKを清武が頭で合わせる決定機を作り、15分には鈴木徳真のボールカットから河田がドリブルシュート。27分には左サイドのクロスを逆サイドの岸本が決定機を迎えるがパスを選択。西谷はシュートを打てず。34分にも左サイドを突破し右サイドでフリーとなった岸本にパスが通るが、切り返して放ったシュートは枠外となってしまう。

そんな中迎えた45分、自陣でボールを奪われると、守備の緩くなった中央を突破されサイドハーフの椿にゴールを許し追加点を奪われてしまう。
45分にも、セットプレーから決定機を迎えるが、石井がドンピシャのヘディングシュート、そのこぼれ球に西谷が詰めるがいずれもGK永井にセーブされゴールを奪えない。結局前半は0-2で折り返すこととなる。

ハーフタイム「前半と違った方法でやって流れを変えていこう(リカルド監督)」と垣田、渡井、内田と3選手を投入。岩尾を中盤に上げシャドーの位置に渡井を入れ、左サイドに杉森をスライドさせる。

後半、垣田を前線入れたことで前線にボールが収まり起点を作るできるようになるが「もっと自分たちのポジショニングやボールの動かし方を工夫したらよかった(西谷)」が話すように、チーム全体での意思統一が図れずパスミスや呼吸が合わない場面が多く、前半ほど決定機は作れず(公式記録では前半シュート8本、後半が4本)。65分にはGK長谷川が足を負傷し上福元を投入するアクシデントなどもあり、最後までいい流れをつかめないまま試合は終了。結局前半のビハインドを跳ね返せ2試合ぶりの敗戦を喫した。

□試合フォト

(残り 107文字/全文: 1203文字)

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