ヴォルティススタジアム

【町田vs徳島】フォトレポート:安定した試合運びで町田を完封し3連勝。

■明治安田生命J2リーグ 第11節
8月12日(水)町田 0-1 徳島(19:33KICK OFF/Gスタ/887人)
得点者:26’西谷和希(徳島)
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5連戦の2戦目。今節はアウェイへ乗り込み町田と対戦した。

スタメンには岸本が3試合ぶりに入った他は、前節を同じメンバーで臨んだ。

雷の影響でキックオフ時間が30分遅れた中キックオフ。
試合開始直後から主導権争いが続き、球際で激しい展開が続く。最初のチャンスは9分。内田のフィードに垣田が抜け出しGKと1対1になるが、GKの素早い飛び出しもありシュートは枠へ飛ばず。
その後もボールは握るものの町田の守備を崩せず焦れる展開が続くが、26分試合が動く。
「チームとして狙っていた高い位置からのプレッシングがはまったシーン(西谷)」が振り返ったように、垣田の前線からのチェイスから、チーム全体で相手のスペースを消すことでDFのパスミスを誘発。ボールカットした小西は素早く渡井につなぐと「しっかりと右で打てるようにいいパスを出してくれた(西谷)」という丁寧なパスを通す。西谷は右足で冷静に流し込み先制点を奪う。

「先制点を取ってくれたことで、そこまで焦れずにできた(田向)」が話す通り、慎重なゲーム運びをしながらチャンスを伺う展開となる。

ハーフタイム、徳島が岸本に代えて藤田を投入する一方、町田は3選手を交代させ、前線からファウルもいとわない激しいプレッシャーを見せるようになる。

そんな中、追加点を狙うヴォルティスはチャンスを作る。50分にはCKに石井が飛び込み、そのこぼれ球を小西がミドルシュート。56分には石井の西谷のカットインからドリブルシュート。59分にも、GKから丁寧にビルドアップし左サイドに展開。西谷が抜け出しクロスを入れるが合わず。64分にも渡井へマイナスのクロス。渡井は相手DFを外してシュートを狙うがブロックされてしまう。

試合終盤、フレッシュな交代選手を使いながら「安定した試合運びができた(リカルド)」とボールを握りながら相手を走らせて時間を使い、ピンチにも体を張った守備を見せ、1-0のまま試合終了のホイッスルを聞くこととなった。

追加点こそ奪えなかったものの、「相手のチャンスを作らせなかったり、相手の攻撃回数を減らせた部分については、ボールを長く持つことでピンチは少なかったと思います(上福元)」と話す通り、安定した試合運びで勝点3を積み上げ3連勝を達成した。

□試合フォト

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