ヴォルティススタジアム

【徳島vs琉球】フォトレポート:後半、垣田のゴールで追いつき怒涛の攻撃を見せるも、ドロー決着。

■明治安田生命J2リーグ 第24節
10月3日(土)徳島 1-1 琉球(19:03KICK OFF/鳴門大塚/3,133人)
得点者:38’風間宏矢(琉球)59’垣田裕暉(徳島)
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長崎との上位対決から中2日、5連戦最後に対戦するのは「細かくボールを動かしてくるチーム」と評するFC琉球との対戦となった。

メンバーは前節から5人変更。ジエゴ、清武、鈴木、岸本、垣田が名を連ねた。

前半、「福岡選手とジエゴ選手の特徴を考えると、3バック(守備時に5バック)の方が力を発揮するだろうと思った(リカルド監督)」とメンバー構成も考慮した上での布陣で臨んだが、上手くかみ合わず琉球に押され気味の展開となる。

その中で最初のチャンスは19分、縦のスペースに抜け出した杉森が中に切れ込みシュート、29分には右サイドの岸本から小西への横パスが入りクロスを入れるが、中には合わず。36分にはジエゴのロングスローと見せかけて、内田がミドルシュートを狙う。

そんな中迎えた37分、岸本が自陣で相手から鋭いプレッシャーを受けてボールを奪われてしまうと、最後は風間に合され先制を許す。その直後にも決定的なピンチを迎えるが、ここはGK上福元がセーブ。前半は琉球が優位に試合を進めて前半を折り返すこととなった。

ハーフタイム、清武、内田、鈴木に代わり、石井、西谷、渡井を投入。後半開始早々から、「いつものような形に戻して、リスクを冒しながらもプレスをかけるために前に出て行きました(リカルド監督)」と、いつもの布陣に戻し、キックオフと同時に琉球を押し込み始める。

47分、岸本のクロスに垣田が飛び込むと、50分には岩尾のボールカットから小西がつなぎ最後は杉森がシュート。52分には、小西のCKに岸本が合わせるが枠外。53分、渡井が右サイドの岸本へ展開しクロスに垣田、そして、59分、ジエゴ、渡井とつないだボールを、右サイドでフリーとなった岸本が中へ丁寧なクロスを入れると、垣田が頭で合わせ同点に追いつく!

10試合ぶりのゴールにガッツポーズを見せる垣田裕暉

同点後、62分ジエゴのクロスに垣田、64分、ジエゴのパスをエリア内で受けた西谷がシュート、77分、渡井がドリブルでエリア内に侵入しシュート、79分にはジエゴのロングスローから最後は岸本がシュートを狙う。最後まで攻め続けたが2点目は奪えず。1-1で試合は終了。後半に怒涛の追い上げを見せたものの、逆転することはできず勝点1を分け合う形となった。

次節は、ホームでの四国ダービー。前回対戦の悔しさをぶつけ、借りを返すのみだ。

□試合フォト

(残り 113文字/全文: 1254文字)

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