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ヴォルティススタジアム

逆転勝ちで優勝の可能性を残す~第44回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 四国大会 第2節~

10月31日(土)、徳島ヴォルティスユースは鳴門・大塚スポーツパーク球技場に「FC今治 U-18」を迎え、第44回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 四国大会の第2節を戦った。

前節の「カマタマーレ讃岐 U-18」戦では、惜しくも0-1で敗退。この試合に敗れれば優勝の可能性は限りなくゼロに近づき、全国大会への出場が難しくなるということもあり、試合前のミーティングでは、倉貫監督から『積極的に、強い気持ちを持って戦おう!』との檄も飛び、選手一人一人はアツい気持ちを持ってピッチに立った。勝利を目指して挑んだこの試合は、日々成長を続けるユースチームの“今”を表現するような展開となる。

<メンバー>
GK32 後東尚輝
DF4 森田蓮
DF18 谷聖己
DF20 佐藤悠安
(→83分 DF3 河野陸)
MF7 四宮悠成
(→70分 MF8 宮本歩蓮)
MF10 光藤海晴
MF14 藤崎琉依
(→70分 DF28 森厚達)
MF17 中角海音
MF24 橋本空新
FW9 吉富駿介
(→45分 MF19 大本智也)
FW25 鶴田剛生
(→78分 FW15 片山寛人)

午後2時、徳島ヴォルティスユースボールでキックオフ。
キックオフ直後から積極的に押し込んでくる今治の圧力に押され、受け身の展開が続く。MF10光藤の個人技や、DF18谷の攻撃参加などで、なんとか攻撃の形を作り出すものの、得点につながるような展開には導けず、押し込まれる時間帯が続いていく。

そんな中で迎えた前半32分。GK32後東を中心に、こまで体を張って今治の攻撃を抑えてきた守備陣がペナルティエリア付近の不用意なファールでフリーキックを与えてしまう。このフリーキックが、直接ゴール右隅に吸い込まれ、今治が先制。その後も、流れは変わらず。何度か追加点を奪われそうなピンチがあったものの、チーム全体で守り切り、前半は0-1で終了。

「アグレッシブに戦い、絶対に逆転しよう!」と、ハーフタイムのベンチを飛び出した選手たちは後半にその真価を発揮する。

後半開始直後から、MF10光藤のボールキープを起点に前へ押し込む展開をつくり、前半には見られなかったサイドを使ったチャンスを創出し始める。今治からカウンター気味の反撃を受けてもスタイルは変えずに攻め続けて迎えた59分、左サイドから放たれたクロスボールが混戦を経てゴール前へ。このボールを、ゴール前まで詰めていたMF17中角がしっかりと仕留めて、同点ゴール。いよいよ試合は振り出しに。

ところが、同点のゴールが決まった1分後、今度はドリブルで侵入した今治のアタッカーを徳島DFがエリア内で倒してしまいPKを献上。絶体絶命の大ピンチが訪れる。しかし、この場面でもGK32後東がファインセーブ!危機一髪で勝ち越しゴールは許さない。

その後は一進一退の攻防が続き、ドローゲームになりそうなムードが漂い始めた44分。センターサークル付近の混戦から、後半からゲームに入ったMF19大本が鋭いスルーパスを前方に放つ。そのボールに、同じく途中出場のFW15片山が反応。ドリブルでゴール前に運び、最後はキーパーとの1対1を冷静に制して勝ち越しゴールを決め切った。

4分間のアディショナルタイムを守り切ったチームは2-1で逆転勝ち。結果が求められる難しい試合を見事に勝ち切り、優勝への可能性を残すこととなった。次節の相手は「愛媛FC U-18」。他会場で首位の「カマタマーレ讃岐 U-18」が引き分けたことで、自力での優勝はかなわないものの、追うものの強みを活かして、さらに上へと駆け上がりたい。次節は、11月7日(土)。アウェイでの戦いですが、ユースチームの応援もよろしくお願いします!

試合後の監督・選手コメント
倉貫一毅 監督
「勝負のかかった緊張感のある試合で勝ち切ったことは大きな収穫になると思います。選手たちがチーム内で切磋琢磨しながら良い競争を続けられているので、勝ったことはもちろんですが、今後のチームの成長にとっても価値がある勝利でした」

DF4 森田蓮選手
「全国大会がかかった試合を逆転で勝ち切れたことに意味があると思います。次の試合も絶対負けられない試合になるので、1点でも多く点を取って勝ちたいと思います」

FW15 片山寛人選手
「大本選手から、自分の特徴を活かしてくれるパスが来たので、キーパーの動きを見て、冷静にニアに流し込みました。次の試合も出場したらゴールを決めたいです」

GK32 後東尚輝選手
「試合の入りが悪かったのですが、チームとして後半から切り替えられたことが逆転につながったと思います。PKは相手が緊張しているように見えたので、強い気持ちで挑みました。セカンドボールにも反応できたので、いいセーブができたかなと思います」

■第44回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 四国大会 第3節
11/7(土)14:00
徳島ヴォルティスユースvs愛媛FC U-18
@愛フィールド梅津寺

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