ヴォルティススタジアム

【東京Vvs徳島】試合フォトレポート:中2日のアウェイで競り勝ち、3連勝!

■明治安田生命J2リーグ 第32節
11月7日(土)東京V 1-2 徳島(16:03KICK OFF/味スタ/5,181人)
得点者:18’清武功暉(徳島)43’藤田譲瑠チマ(東京V)86’岩尾憲(徳島)
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5連戦の3戦目は前節から中2日、「どちらがいい状態でボールを握れるかが試合のカギになる(リカルド監督)」と評する東京Vとアウェイ・味の素スタジアムで対戦した。


前半、「すごくいい入りができた」と指揮官が振り返った通り、前線からの積極的守備がはまり、主導権を握る。
6分、岩尾のパスを受けた杉森がシュートを狙うと、18分、西谷のシュートから相手のクリアミスを拾った藤田のクロスに「垣田選手がつぶれてくれたおかげで僕がフリーだった」という清武功暉がダイレクトで合わせ、先制点を奪う。

24分には左サイド西谷の浮き球パスを受けた清武が抜け出しクロス。中で垣田が上手く合わせるが、これはオフサイドの判定。飲水タイム後、前線からのプレッシャーを強める東京Vに対し、相手を引きつけながら作ったスペースを狙っていく。
28分には垣田のチェイスからボールを奪うと、西谷がシュートを放つがGK正面。その後も丁寧なビルドアップからアタッキングサードまでボールを運ぶが、決定的なシュートシーンを作ることができない。

すると43分、横パスを藤田譲瑠チマに奪われると、カウンターを許し最後は藤田に決められ同点に追いつかれてしまう。

1-1で迎えたハーフタイム、「試合の流れや守り方を考えると、渡井選手の方がチームとして効果的にできる(リカルド監督)」と戦術的な狙いで渡井を投入する。

52分にはカウンターからチャンス。西谷がドリブルで持ち上がり中央でフリーになった渡井へパスを通すと、渡井は相手をかわしシュートを放つ。しかし、その後は相手に押し込まれるシーンが続き、セットプレーからヒヤリとさせられるシーンも作られてしまう。

62分には垣田、藤田に代えて、河田と岸本を投入。67分には、杉森が起点となり右へ展開し岸本がクロス。72分には西谷のドリブルから中へ入ってきた渡井がボールを受けクロスを入れると、岸本が飛び込むがファウルの判定。75分には、渡井のパスに中央へ入ってきた西谷が入り込むがわずかに合わず。東京Vも切り札の山下を投入し、ヒヤリとさせられるシーンを作られるが、チーム全体で粘り強く守備をして防ぐ。

そして迎えた84分、途中出場で入っていた小西のサイドチェンジから西谷がドリブルで仕掛けると、フォローに来た渡井へ浮き球のパスを狙う。そのボールが相手のハンドを誘いPKの判定。キッカーの岩尾は相手GKに触られるがゴールネットを揺らし2-1と勝ち越しに成功する。

PKを決め、喜ぶ岩尾と駆け寄る選手たち。

後半アディショナルタイム、FKからクリアしようと触ったボールがゴールネットに吸い込まれるが、これはオフサイドポジションにいた相手選手がプレーに関与したためノーゴールの判定となる。
結局試合はそのまま終了。2-1で逃げ切ったヴォルティスが3連勝を達成。
試合後リカルド監督は「(中2日で)回復もままならない中、選手たちは上手くいかない中でも戦うところはすごく表現してくれた」と選手たちをねぎらった。

試合後、アウェイまで駆けつけてくれたサポーターに挨拶する選手たち。

□試合フォトレポート

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