ヴォルティススタジアム

【徳島vs大宮】試合後の選手コメント:石井秀典「ここまでブレずにやってきたことの成果が結果に出て良かった」西谷和希「足りなかったところが伸び、大きく成長した一年だと思っています」

■明治安田生命J2リーグ 第41節
12月16日(水)徳島 1-0 大宮(19:03KICK OFF/鳴門大塚/5,529人)
得点者:21’垣田裕暉(徳島)
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○石井秀典選手
(Q:昇格を勝ち取った感想を聞かせてください。)

ここまでブレずにやってきたことの成果が結果に出て良かったと思います。

(Q:前々節の敗戦、前節の引き分けと続き、今日の試合に向けての準備は難しかったのでしょうか?)

いえ、焦る必要はないと思っていました。自分たちのスタイルは出来上がっていますし、変える必要はないと思って選手はプレーしています。今日へ向けての準備に関しても地に足を付けてやれたと思います。

(Q:コロナウイルスの影響で難しい一年となった今季、どのような感想を持っていますか?)

試合が出来たということが一番大切なことだと思っています。ここまで来られたのは大勢の方の努力によるものだと思うので、それに対して感謝の気持ちがあります。

(Q:石井選手は2015年から徳島に在籍し、毎年昇格が目標でした。様々なシーズンがありましたが、この5年間を振り返るとどのような思いがありますか?)

5年間で3人の監督とサッカーをしました。それぞれスタイルや考え方が違う中で、僕自身も試合に出られた時、出られない時がありました。しかし個人としても、そして徳島ヴォルティスというチームとしても毎年成長してきたと感じています。

(Q;個人的に今季一番成長した部分はどこだと思いますか?)

今はまだ考えられません。次節が済んだら考えてみます(笑)

(Q:ご自身としては3度目の昇格ですが、これまでと比べて何か違うことはありますか?)

今回が一番悔しいです。大事なところで試合に出られなかったことが悔しいです。

(Q:優勝のかかる福岡戦に向けてコメントをお願いします。)

昇格は果たしましたが優勝という目標はまだ達成していません。次節、是非ともみんなで勝ち取りたいと思います。

○西谷和希選手
(Q:今日の試合、どのような狙いを持って臨みましたか?)

ボールを支配して自分たちの攻撃時間を長くするというのは毎試合のテーマです。今日は4-3-3のようなシステムで試合に入りました。3トップで相手の5バックをロックし、中盤の3枚とSBにフリーでボールを持たせられるような戦い方でした。それが上手く機能し、さらに幅を取る人と中を使う人が上手くポジションを取っていたので、相手もなかなか前からプレスに来られない状況だったと思います。ボールを握る時間も長かったので、狙い通りの試合だったと思います。物足りなかったのはゴール数がひとつということだけで、それ以外は自分たちのやりたいようにサッカーが出来たと思っています。

(Q:ウイング、インサイドハーフ、SBの3人で相手のサイドを完全に攻略していたと思います。これは一年間積み重ねてきた成果だと捉えて良いですか?)

そうですね。それは一年間みんなが戦術理解にしっかり取り組み、そこをどう使えるのかを話し合いながら積み重ねてきたからだと思います。

(Q:5-4-1で守るチームを崩すのは、サッカーの中で難しい作業のひとつです。得点は1でしたが、好機創出回数は多かったのではないですか?)

相手との嚙み合わせという部分にもよります。相手は前からプレスに来ようとしていましたが、プレスに来てもうちのSBがフリーになっている状態なので、相手は後手に回るしかありませんでした。そうしながら高い位置のSHへ出したり、ボランチが高い位置で受けたり、相手の嫌な位置でボールを受ける回数が多かったことでリズムを掴めたと思います。

(Q:今季J1昇格を目指して徳島へ移籍してきたと思います。1試合残していますが、今日目標を達成しました。どんな感想をお持ちですか?)

今季は特殊なリーグ戦となり、連戦もあってコンディションの維持が難しかったのですが、徳島ヴォルティスで毎日トレーニングしているおかげで個人的に成長出来た部分があります。足りなかったところが伸び、大きく成長した一年だと思っています」

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