ヴォルティススタジアム

【徳島vs大宮】試合フォトレポート:自力で7年ぶりのJ1昇格を決定!

■明治安田生命J2リーグ 第41節
12月16日(水)徳島 1-0 大宮(19:03KICK OFF/鳴門大塚/5,529人)
得点者:21’垣田裕暉(徳島)
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ここ2試合、J1昇格に王手をかけながらも足踏み状態が続いていた中で迎えたホーム最終戦。
勝利すれば自力でのJ1昇格、引き分け以下でも他会場の結果次第ではJ1昇格が決まる試合となった。

スタメンは前節から2人変更。DFラインに藤田が4試合ぶりに入り、中盤には浜下が2試合ぶりにスタメンに入った。

試合序盤から「3トップで相手の5バックをロックし、中盤の3枚とSBにフリーでボールを持たせられるような戦い方(西谷)」で主導権を握ったのはヴォルティス。ポジションを変えながらの攻撃で特に右サイドを攻略し、藤田のクロスからゴールを狙うシーンが多くなる。11分には浜下と藤田のワンツーで抜け出すチャンスを作ると、21分、待望のシーンが生まれる。右サイドのスペースへ抜け出した小西がスルーパス。抜け出した浜下は丁寧なクロスを入れると、中央で待つ垣田がヘディングシュート!シュートはゆっくりとネットに吸い込まれる!

チャンスの少ない大宮も32分、黒川のスルーパスに奥抜が抜け出すが、GK上福元が一歩早くセーブを見せる。37分には徳島に決定機。鈴木とのパス交換から抜け出した西谷がドリブル突破。ラストパスを受けた垣田がシュートを放つもわずかに外れる。
1点リードで後半へ。

ハーフタイム、「追加点を取りにいこう。相手との距離を考えたポジションを取ろう。今シーズン大事にしてきたことを、後半も継続しよう」と送り出された選手たち。

後半、追加点を奪うべく大宮ゴールへ迫る。51分、浜下のスルーパスに抜け出した藤田のクロスに垣田がニアで合わせると、58分には岩尾のCKからニアで福岡が合わせるがシュートはわずかに相手DFにクリアされてしまう。66分には中盤でボールを奪われカウンターを許すが、青木のシュートはGK上福元がセーブ。

その後は選手交代で攻撃を活性化させようとする大宮に対し、徳島がボールを握りながら試合を進め、「勝てば昇格が決まるという精神状態の中、冷静にやってくれた(リカルド監督)」粘り強く戦い、ついにタイムアップ!
勝点を84に伸ばし自力でJ1昇格を決めた。

試合後のセレモニーの最後、岩尾憲キャプテンは次のように述べた。
「僕たちは成し遂げました。
でも、一つだけここにいる皆さんに、TVを見ている皆さんにお願いがあります。
まず、風邪を引かないでください。マスクを着用して、手指消毒をしっかりして、福岡で待っています!優勝しましょう!」


□試合フォト(今回はセレモニーの様子を中心にお届けしています)

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