ヴォルティススタジアム

宮崎キャンプ5日目:今シーズン初の対外試合は、収穫と課題が多く出たゲームに。甲本ヘッドコーチ「全体的な動きのスムーズさや立ち位置の修正はしないといけない」藤田譲瑠チマ「個人的にはもっと簡単に前を向いたり、ボールを奪った後に早く味方に預けたい」

宮崎キャンプ5日目の今日は、今シーズン初の対外試合、レノファ山口FC戦を実施。
30分のゲームを4本おこない、結果は1-1のドローとなりました。初陣を勝利で飾ることができませんでしたが、収穫と課題が多く出たゲームとなりました。このゲームを次に繋げて、成長していくことが重要となります!

徳島ヴォルティス 1(1-0、0-1、0-0、0-0)1レノファ山口FC
■得点
1本目19分 小西 雄大
2本目15分 レノファ山口FC

※練習後、甲本偉嗣ヘッドコーチと藤田譲瑠チマ選手に話を伺っています。
○甲本偉嗣ヘッドコーチ 
Q:試合を振り返って
「まずは自分たちのやりたいことをしっかり出そうとスタートしました。できた部分とここからすり合わせていかなければいけない部分が出たので、これから修正をかけていけると思います。ただ、まだやっていない部分もあって、これから詰めていきたいと思います。(具体的な収穫と課題は)全体的にボールを動かすイメージというのは、少しできたのかなと思います。ただ動かす中で、同じスペースで選手が重なったり、いなくてはいけないスペースに誰もいなかったり、ポジション取りの部分でそういったシーンが多々見えました。そこの修正が必要かなと思います」

Q:得点と失点の場面について。
「(小西)雄大のミドルシュートは特に去年であれば小西選手がボールサイドで飛び出していって、深い位置まで入っていく場面もありましたが、今年に関しては前線から2列目に入って、ボールは配球したり、ミドルシュートを打ったり、失った時のファーストディフェンダーを担ったりしていますが、そこは上手くいった部分だと思います。失点の場面については、ユースの選手がサイドに入っていて、そこの連携がかなり後手後手になってしまっていてそこは仕方ないかなと思います。ただ最後クロスに関してはゴール前での立ち位置などの修正が必要だと思います」

Q:次の練習試合に向けた課題について。
「全体的な動きのスムーズさや立ち位置の修正はしないといけないと思います。あとは前のゾーンに入った時に、いかに攻撃をしてくのか、これからより強化していかないといけないかなと思います」

○藤田譲瑠チマ選手
Q:移籍後初の対外試合を終えて。
「監督がいない中で、コーチ・スタッフ陣が伝えたいことはわかっていますが、それを実現できない難しい試合でした。その中でも、個人的な技術はみんなすごく高いなと感じました」

Q:始動してからやり続けている新しいスタイルは、どれくらい出せましたか?
「自分たちのコンセプトは、まだ1/4くらいしか使えていなかったと思います。ただその中でチャンスにつなげられるシーンは少なくなったと思うので、そこは良かったと思います。簡単なミスも多かったので、そういったところは直していかないといけないと感じました」

Q:次の練習試合に向けた課題について。
「個人的にはもっと簡単に前を向いたり、ボールを奪った後に早く味方に預けたいです。チームとしては、ポジショニングや相手がどこに集まっていてどこが空いているのか、状況をしっかり把握しながらやっていきたいです」

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