ヴォルティススタジアム

【徳島vs神戸】フォトレポート:手応えと課題の入り混じったホーム開幕戦。

■明治安田生命J1リーグ第2節
3月6日(土)徳島 1-1 神戸(14:03KICK OFF/鳴門大塚/7,454人)
得点者:75’垣田裕暉(徳島)87’菊池流帆(神戸)
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アウェイで2試合を消化し迎えたホーム開幕戦。対戦相手は、昨シーズン天皇杯覇者としてACLに出場し、ベスト4に入ったヴィッセル神戸。
スタメンは前節から1人変更。石井に代わり安部崇士がCB入った。

前半、強い追い風の中スタート。開始直後から出足のいい徳島が試合を優位に進める。
6分には岩尾のパスから宮代がミドルシュートを狙うと、9分には岩尾を起点に左サイドへ展開。藤原がカットインからシュート。20分には藤田の展開から左サイドの吹ヶのクロスからチャンスを作る。31分には決定機。中盤でこぼれ球を拾った藤田が垣田へ浮き球スルーパス。相手DFをかわしてシュートを狙うがシュートはDFに当たる。37分には、山口のボールを垣田がパスカット。そのままドリブルで持ち込みシュートを狙うがわずかに枠外。41分には右サイド浜下がドリブル突破で相手をかわしシュートを狙うがGK正面。

前半神戸のシュートは古橋の1本に対し、徳島は5本放つなど、終始優位にゲームを進めるが0-0でハーフタイムへ。

0-0で折り返した後半、風下になったこともあり、前半に比べ神戸がボールを持つ時間が増える。

58分には古橋のクロスから決定機を作られヒヤリとさせられると60分には酒井のクロスを郷家に合わされるが、シュートはクロスバーに弾かれる。

迎えた74分、藤田のボールカットから宮代へつなぐと、宮代がドリブルでエリア内へ持ち込みシュートを放つ。シュートは相手DFにブロックされるが、こぼれ球を垣田が「そのまま打ったら誰かに当たると思いました。ですから少し持ち出して、コースを作って打ちまし」と冷静にシュート!ついに先制点を奪う!

ゴール後、LV(LoveVortis)ポーズで喜ぶ垣田裕暉

このまま逃げ切りたかった徳島だったが試合終盤相手に押し込まれると、87分、Ckからのこぼれ球から古橋がミドルシュートを打たれる。一度はGK上福元がセーブするが、こぼれ球を菊池にいち早く詰められ同点に追いつかれてしまう。結局試合は1-1でタイムアップ。勝点1を分け合うこととなった。

試合後、甲本ヘッドコーチは「ボールを持つということに関してはできている部分はあると感じますが、ゲームを支配していても各ゲームで失点をしています。そういったことから考えると、戦っていくにはもう一段ギアを上げたり、不安定なところを整理する必要があるのかなと思っています」と、チームに一定の手応えを掴みながらも、J1で3試合戦う中で感じた課題も口にしていた。

□試合フォト

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