ヴォルティススタジアム

【徳島vs横浜FC】試合フォトレポート:サポートと共に噛みしめたリーグ戦初勝利!

■明治安田生命J1リーグ第6 節
3月21日(日)徳島 2-1 横浜FC(14:03KICK OFF/鳴門大塚/5,180人)
得点者:42’オウンゴール(徳島)58’袴田裕太郎(横浜FC)73’宮代大聖(徳島)
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リーグ戦初勝利を目指し、今節は2年前昇格争いを演じ、直接対決で敗れた相手・横浜FCと対戦した。


スタメンは前節から3人変更。DFラインには開幕戦以来の石井秀典が名を連ねたほか、また中盤には福岡戦で脳震盪で負傷退場した渡井が入り、最前線には垣田が入った。

コートチェンジにより、前半徳島は風下でキックオフ。
「ボランチが落ちるということもあらかじめ想定していたので、状況を見ながら選手たちが選択してくれました(甲本ヘッドコーチ)」が話す通り、ボランチの岩尾と小西がDFラインに顔を出しながらビルドアップのプレッシャーを回避し、流れを掴むシーンが多くなる。

2分には福岡の縦パスから宮代がミドルシュートを狙うと、6分には宮代のスルーパスに抜け出した岸本がクロスを狙う。10分には小西の浮き球スルーパスに渡井が抜け出しループシュートを狙うなど、何度もチャンスを作る。

そして迎えた41分、岸本が鋭いクロスを入れると、ファーサイドで藤原が飛び込むとマークしていた杉本のオウンゴールを誘い、徳島が先制点を挙げる。

44分にはカウンターから宮代、垣田とつなぎ、渡井がシュート。こぼれ球を藤原が狙うがこれは枠外。結局前半は1-0で折り返す。

後半は風上の中キックオフ。

課題となっている2点目を狙うべくチャンスを作るが、58分、CKからゴールを許し1-1の同点に追いつかれてしまう。

同点に追いつかれた直後、徳島にも決定機。渡井のスルーパスを受けた吹ヶが抜け出し折り返したボールを藤原がシュートを狙うが、これは惜しくもDFにブロックされてしまう。
何としても勝ちたい徳島は67分、鈴木徳真と浜下を投入。宮代を前線に上げて浜下を右サイドに入れるシステムを変更させる。
すると72分、浜下のボールカットから岩尾が渡井にボールをつなぐと、「宮代選手のランニングのタイミングが良かったので、足元から足元へのパスでしたが、上手く通った(渡井)」と抜け出した宮代へスルーパスを通す。宮代はGKの位置を見て浮き球で流し込みネットを揺らす!宮代の移籍後初ゴールで2-1と再びリードを奪う!

再びリードを奪った徳島は76分 河田と藤田を投入。今度は浜下を左に移し右サイドに藤田を投入。前線からのプレッシャーを継続させつつ、追加点を奪いに行く。

試合終盤には横浜FCのパワープレーに押し込まれる場面もあったが、DFラインが落ち着いて対処。長いアディショナルタイムを経て、ついにタイムアップ!

試合終了のホイッスルを聞き、天を仰ぐ甲本ヘッドコーチ

「今日勝てたことは本当に嬉しいです(渡井)」
「全員の気持ちがひとつになった勝利だと思う(宮代)」
「選手もファン・サポーターも県民の皆さんも、全員の気持ちがこもった試合でした(石井)」
「試合後にサポーターが喜んでくれている様子を見てとても嬉しくなりました(岸本)」「僕たちにとってもクラブにとってもサポーターの皆さんにとっても意味のある勝点3(岩尾)」

待望のリーグ戦初勝利の喜びを、サポートと共に噛みしめた。

□試合フォト

(残り 95文字/全文: 1523文字)

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