ヴォルティススタジアム

【直前レポート|第10節・鹿島戦】ダニエル監督、到着。

水曜日に開催された第18節・C大阪戦(2○1)の激闘は素晴らしかった。

中2日、アウェイ連戦。確実に疲労の影響はあったはず。しかし、ふたを開けてみると今季トップクラスの躍動感。チームの総走行距離は今季2番目を記録。フル出場が続いていた岸本武流のパフォーマンスを心配したが、11連戦4戦目ながら岸本個人としても今季2番目の量を走り切った。

また、70分頃からガクッと疲労が表れて危険な時間帯に入りかけたように見えたが、しっかりとカードを切って持ち直した甲本偉嗣ヘッドコーチの判断も功を奏した。終了間際、岸本のクロスがオウンゴールとなって勝ち越せた理由は言葉で説明できないものがあったが、オウンゴールではなく「岸本武流(魂)。気持ちがのっていた。カッコ、魂と書いておいてください」(岸田一宏社長)の言葉に凝縮されている。公式記録が書き換えられることはないが、その『魂』は我々の記憶に刻まれた。

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