ヴォルティススタジアム

【徳島vsFC東京】試合フォトレポート:ドロー決着も内容に手応え。グループステージは3チームの混戦模様に。

■JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第4節
4月21日(水)徳島 1-1 FC東京(19:03KICK OFF/鳴門大塚/1,969人)
得点者:12’浜下瑛(徳島)47’ブルーノウヴィニ(FC東京)
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YBCルヴァンカップグループリーグも後半戦に突入。今節はここまでBグループで3戦全勝で首位に立つFC東京をホームに迎えた。

スタメンはリーグ戦からメンバーを入れ替えて臨んだ。SUBには初のベンチ入りとなったカカとルーキーの西野太陽が入った。

キックオフ直後から「うまく相手を引き出せれば自ずと誰かがフリーになる(渡井)」「バランスの取れたポジショニング(小西)」「空いたスペースを使えた(西谷)」と話す通り、FC東京のDFライン前のスペースをうまく使いチャンスを作る。
7分には小西のミドルでゴールを狙えば、その直後には渡井のドリブル突破からシュート、8分にはカウンターから河田がミドルシュートでゴールを狙う。
そして12分、ついにゴールが生まれる。起点はDFラインの安部。渡井に縦パスが通り攻撃のスイッチが入ると小西、鈴木とつなぎ、左サイドの西谷へ。西谷が相手陣内の深い位置まで侵入し浮き球クロスを入れると浜下が頭で合わせ先制点を奪う!

ヘディングでゴールを決めた浜下瑛

17分にも決定機。ドリブルで持ち上がる藤田のスルーパスに渡井が抜け出しDFを引きつけるとフリーの河田へ。しかし河田のシュートはクロスバーに弾かれてしまう。
30分には小西の縦パスから渡井がサイドの浜下へ展開。浜下はグラウンダーのクロスを入れるが中で合わず。36分には小西のロングスルーパスに西谷が抜け出すがシュートは惜しくも打てず。結局前半は1点リードで折り返す。

ハーフタイム、「ゴールを奪うための挑戦を続けていこう。落ち着いてボールを回していこう。後半最初の10分を、よりアグレッシブに戦うこと」とダニエル監督に送り出された選手たち。

後半開始直後、CKからウヴィニにヘディングシュートを決められ1-1の同点に追いつかれてしまう。

失点直後、小西が得意のミドルシュートでゴールを狙うがわずかに枠外。

ドゥシャンに代えて投入されたカカ。

61分には田向、鈴木に代えて吹ヶと藤田譲瑠チマを投入。71分にはドゥシャンと河田に代えてカカと佐藤とフレッシュなメンバーを投入する。

72分には、前線からのプレッシャーから渡井がボールを奪いかけるが、GK児玉がギリギリでクリア。

逆に、78分にはカウンターからレアンドロにシュートを打たれるがシュートはクロスバーに弾かれる。

82分には吹ヶの縦パスから迫力のある攻撃を見せると、85分にはカカの縦パスから渡井が西谷にスルーパス。西谷がクロスを入れるが相手DFにクリアされてしまう。

結局試合は1-1でタイムアップ。両チーム勝点1ずつを分け合う形となった。
この結果、FC東京が2位以上を確定させグループステージ突破を決めた。4試合を終えてBグループでは徳島は、神戸、大分が共に勝点4で並び、混戦模様となっている。

□試合フォト

(残り 107文字/全文: 1508文字)

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