ヴォルティススタジアム

【鳥栖vs徳島】フォトレポート:鳥栖の堅守を攻めきれず。リーグ3連敗。

■明治安田生命J1リーグ第12節
5月1日(土)鳥栖 2-0 徳島(16:03KICK OFF/駅前スタ/6,950人)
得点者:55’山下敬大(鳥栖)75’仙頭啓矢(鳥栖)
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リーグ戦2連敗中の徳島。今節は現在3位につけるサガン鳥栖と対戦した。

スタメンは柏戦から5選手を変更。第7節・清水戦以来のスタメンとなった石井秀典、リーグ戦では仙台戦以来のスタメンとなった田向泰輝、中盤には岩尾、鈴木、小西が並び、バトッキオがリーグ戦初スタメンとなった。バトッキオがトップ下、小西が右サイドハーフに入った。

開始直後から試合は徳島ペース。岩尾、鈴木徳真、バトッキオの3人が「うまく三角形や逆三角形を作って、相手のプレスに的を絞らせないという狙いがありました(岩尾)」じっくりとボールを回しながら、高く設定された相手DFラインの裏をロングボールで狙い牽制する戦いが続く。

20分には宮代、27分には小西がミドルシュートでゴールを狙う。そんな中迎えた最大の決定機は43分。前線からプレッシャーをかけると相手のビルドアップのミス岩尾がパスカット。そのまま宮代につなぐと、宮代は相手を巧みにかわしシュート!しかしシュートは枠外。結局0-0で後半へ。

ハーフタイム「もう少し高い位置でボールを動かして、相手を走らせよう。時間が経てば経つほどうちのペースになっていくぞ。チャンスがきたら決め切ろう」とダニエル監督に送り出される選手たち。

後半は、両チーム共にテンポアップしたこともあり、前半よりもオープンな試合展開となる。49分には小気味よいパス交換から岸本がドリブル突破を見せるが、ギリギリのところでクロスを上げさせてもらえない。
試合が動いたのは55分。中盤で岩尾の縦パスを狙われボールを奪われるとゴール前に持ち込まれ山下がシュート。ブロックに入った岩尾に当たりコースが変化した不運もあり先制点を奪われてしまう。

リードされた徳島は60分に選手交代。藤原と石井に代えて、西谷とカカを投入。62分には鈴木徳のロングフィードから西谷が裏を狙う。67分にバトッキオと宮代に代えて渡井と垣田を投入。フレッシュな選手を入れて攻撃を活性化させようとする。

しかし75分、CKからこぼれ球を仙頭に決められてしまい0-2。

76分には鈴木のクロスを小西が合わせるがシュートはうまくミートせず。
その後も途中出場の垣田をシンプルに狙いながらアグレッシブにゴールを狙おうとするが、うまくいかず。結局試合は0-2でタイムアップ。これでリーグ戦は3連敗となった。

試合後「前線からのプレッシャーでショートカウンターができるシーンは何度があったので、そこは継続していかないといけないですけど、自分たちがボールを握った時にシュートまでいくイメージの共有がまだまだ足りない」と宮代が語ったように、ボールポゼッションを最後のフィニッシュにどう繋げるのか、大きな課題に直面している。

□試合フォト

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