ヴォルティススタジアム

【広島vs徳島】フォトレポート:岸本のゴールを守り切り、ダニエル監督にチーム合流後リーグ戦勝利をプレゼント。

■明治安田生命J1リーグ 第13節
5月9日(日)広島 0-1 徳島(16:04KICK OFF/Eスタ/3,190人)
得点者:63’岸本武流(徳島)
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リーグ戦4連敗の中、今節は過去5回対戦しいずれも敗れているサンフレッチェ広島とアウェイで対戦した。
前節から2枚変更。福岡が2試合ぶり、杉森が3試合ぶりにスタメンに名を連ねた。


雨が降りスリッピーなピッチの中で、お互いにロングボールを使う場面が多い試合展開となる。
最初にチャンスを作ったのは広島。14分、警戒していた浅野に抜け出されシュートを打たれると、24分にはパスミスからジュニオールサントス、30分にはエゼキエウの個人技でかわされピンチを招くが、なんとかしのぎきる。

39分にようやく徳島にもチャンス。岸本が思い切りのよいミドルシュートでゴールを脅かすと、41分には垣田のドリブルからグラウンダーのクロスを入れると、ファーでバトッキオが合わせるが、シュートはサイドネットに外れる。


0-0で迎えた後半、先に試合を動かしたのは徳島だった。63分、相手ボールをカットした岸本が前線の垣田へボールを入れる。空いた右サイドのスペースに「僕が走ったらチャンスになると思い、体に鞭を打って走りました(笑)」と岸本が猛然とスプリント。垣田も「岸本選手が入れ替われるように相手が食いつく瞬間を待ってパスを出しました」と相手DFを十分に引き付けてパスを出す。フリーとなった岸本がGKとの1対1を制しループシュートをゴールに流し込み徳島が待望の先制点を奪う。

しかし、ホームの広島も反撃。次々の選手を投入し攻勢をしかけるものの、徳島のメンバーを入れ替えながら応戦。試合終了間際には、ポストとクロスバーに当たりひやりとさせられるシーンもあったが、チーム全員で守り切りタイムアップ!

試合終了のホイッスルが鳴り、待望の勝利に抱き合うスタッフ陣。

広島まで駆け付けたサポーターに挨拶する選手たち。

4連敗のトンネルを脱出。試合後ダニエル監督は「本当に今幸せを感じています。プレシーズンから大変難しい状況があった中での今日の初勝利に幸せを感じています」と、チーム合流後リーグ戦での初勝利の喜びを口にした。

□試合フォト

(残り 107文字/全文: 1165文字)

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