ヴォルティススタジアム

【徳島vs神戸】フォトレポート:神戸に敗れ、グループリーグ突破ならず。

■JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第6節
5月19日(水)徳島 0-3 神戸(19:03KICK OFF/鳴門大塚/3,987人)
得点者:2’山口蛍(神戸)52’アユブマシカ(神戸)90+3’アユブマシカ(神戸)
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ルヴァンカップは今節がグループリーグ最終節。FC東京がすでに突破を決めたBグループは、残り1枠を徳島、神戸、大分の3クラブが並び最終戦を迎えた。
スタメンはリーグ戦からメンバーを大幅に入れ替えて臨んだ。一方の神戸は山口蛍、酒井高徳などリーグ戦の主力メンバーがスタメンに名を連ね、ベンチにはイニエスタやドウグラスなど豪華メンバーが控える陣容で乗り込んできた。

試合開始から激しいプレッシャーを見せた徳島だったが、2分神戸のサイドチェンジから酒井、増山に左サイドを崩されると、最後は山口に決められ先手を奪われる。5分にも左サイドを崩され決定機を作られるが、ここは相手のシュートミスに助けられる。

徳島も23分、渡井が相手の横パスをひっかけカウンターのチャンス。藤田に鋭いパスを出すがわずかに合わず。40分には縦パスが河田に入り右サイドの藤田へ展開。藤田がGKの前へ鋭いクロスを入れるが浜下にはわずかに合わず。

前半はボールは保持できるもののアタッキングサードまでもっていくことができず。

0-1で迎えたハーフタイム、「相手の嫌な位置でプレーすること。アグレッシブに相手に向かっていこう。このままじゃ終われないぞ。勝ちにいこう(ダニエル監督)」と送り出された選手たち。

激しいマークを受けながらもドリブルで仕掛ける渡井

グループリーグ突破には勝利が絶対条件となる中、開始早々藤田の縦パスを河田が収めると浜下がシュートを狙いフィニッシュの形を作るが、52分、安井のスルーパスに抜け出したマシカにドリブルで持ち込まれ追加点を奪われてしまう。

2点リードを奪われ予選突破が難しくなる中、選手たちはがむしゃらに神戸ゴールに迫る。55分には藤田がダイレクトで折り返したボールを河田、58分には西谷のクロスに再び河田が飛び込むがいずれもわずかに合わず。

66分には西谷に代えて藤原志龍が投入される。73分には安部がエリア内でドリブルで持ち込むがシュートは打てず。81には藤田譲瑠のパスから交代出場の藤原がドリブルから得意の角度でシュートを放つがわずかに枠外。後半アディショナルタイムには渡井がシュートを狙うが、これもGKに防がれる。

チームが前掛かりとなったろことをマシカに持ち込まれ3失点目で万事休す。最後までゴールを狙ったがゴールネットを揺らすことはできず。勝利した神戸がグループリーグ突破を決め、徳島はグループリーグ敗退となった。

試合後ダニエル監督はルヴァンカップの戦いを称えつつ「重要なリーグ戦がこれから続くので、しっかりチームの目標であるJ1残留に向けて全員で頑張りたいと思います」とリーグ戦に切り替える決意を述べた。

□試合フォト

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