【徳島vs清水】フォトレポート:小西の左足一閃で土壇場で追いつく。
■明治安田生命J1リーグ 第22節
7月11日(日)徳島 2-2 清水(18:03KICK OFF/鳴門大塚/5,091人)
得点者:2’原輝綺(清水)14’渡井理己(徳島)19’オウンゴール(清水)87’小西雄大(徳島)
———–
前節からスタメンは3名変更、DFには田向が2試合ぶり、FWには宮代が3試合ぶり、そしてルーキー・西野太陽がリーグ戦初スタメンに名を連ねた。
開始直後、片山のロングスローからボールをクリアしきれず、原にボレーシュートを許し先手を取られてしまう苦しい展開となるが13分、左サイドに流れた岩尾が起点となると、中央でフリーとなった渡井が強烈なミドルシュートですぐさま同点に追いつく。
しかし18分、カウンターを許すと鈴木唯人に角度のないところからシュートを放たれると、GK上福元がパンチングしたボールがカカに当たってしまいオウンゴールで再びリードを奪われる。
ただ、ここ数試合に比べ高い位置までボールを運ぶことができ、アタッキングサードでゴールを狙うシーンも目立つ悪くない試合展開となる。26分には宮代、29分には岸本がシュートを狙うと、34分には岸本のクロスに西野、37分には決定機。鈴木、渡井と縦パスがつながり宮代が抜け出すが、GK権田がわずかに先に触りゴールならず。
1点ビハインドで迎えた後半も徳島ペースで試合が進む。54分にはDF裏をとった杉森へ鈴木がスルーパスを通すがわずかにオフサイド。65分には鈴木がミドルを放つと、68分には選手交代。浜下と小西を投入すると、72分には西野に代えて垣田を投入し攻撃陣のさらなる活性化を狙う。73分には垣田と宮代がワンツーでチャンスを作るが、清水のゴールを割ることができない。
そんな中迎えた88分、カカの縦パスを小西が宮代とのワンツーで抜け出すと「関節視野で見えていた(小西)」相手DFのスライディングをでかわし左足一閃!ネットを揺らし同点に追いつく!
逆転を狙う徳島は89分、岸本のクロスに垣田が合わせるがゴールとはいかず。試合は2-2でタイムアップ。
7試合ぶりの勝利を挙げることはできなかったが、「自分たちの芯になる戦い方を持っておくことは大事なことだと思いますが、相手によって戦い方を変化させなければいけないこともあります。今日はそれらを踏まえて臨機応変に上手く戦えた(渡井)」「なかなか勝てていない中で、自分たちが変わらなければいけないという意識が強くありました。選手同士でしっかりとコミュニケーションを取り、今日のようなサッカーができたことはとても良かったと思います(岸本)」と選手たちが手応えを口にしたように、今後の可能性を感じさせる試合内容となった。
□試合フォト
(残り 95文字/全文: 1447文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ