ヴォルティススタジアム

【福岡vs徳島】試合フォトレポート:現状打破へ変化を見せるもリーグ戦4連敗。

■明治安田生命J1リーグ 第27節
8月29日(日)福岡 3-0 徳島(19:03KICK OFF/ベススタ/3,951人)
得点者:53’金森健志(福岡)87’ジョンマリ(福岡)90+6’ジョンマリ(福岡)
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リーグ戦4試合ぶりの勝利を目指し、今節は前節首位川崎に勝利し勢いに乗る10位・福岡と対戦した。

スタメンは前節から6人変更。GKに長谷川、DFには福岡と石井、中盤には藤田譲瑠、杉森が入り、最前線には一美が2試合連続で名を連ねた。

今節は「(福岡のDFとMFの)2ラインがしっかりしていると思ったので、サイドからアタックしていきたかった(ダニエル監督)」こともあり、システムを変更し左サイドの杉森、右サイドの岸本を使いながらのサイド攻撃を狙う。9分には岩尾の浮き球のパスに左サイドの杉森が抜け出しシュートを狙うと、14分には福岡将太のロングパスに渡井が反応。浮き球を上手くコントロールしシュートを放つが枠外。その後はピンチも少ないがチャンスらしいチャンスを作ることができない試合展開となる。33分には岩尾のスルーパスに一美が反応するがわずかに届かず。結局前半は0-0で終了。

ハーフタイム、渡井と石井に代わって藤田征也と宮代を投入し、選手の並びを変えてスタートする。開始直後には、ボールをうまく回しながら左サイドに回った岸本のクロスからチャンスを作るが52分、岩尾の競り合ったこぼれ球を金森に決められ先制を許してしまう。

最初のカードは55分、一美に代えて垣田を投入。60分にはその垣田のポストプレーから杉森のクロスにファーサイドで岸本が合わせるがわずかにミートせず。64分には杉森に代えて西谷を投入。左サイドの西谷が起点となり徐々に流れを掴み始めると、76分にはこの日最大の決定機。西谷のクロスに岸本がスライディングで合わせるが上手くミートできず。77分にもロングフィードに宮代が抜け出しかけるがわずかに合わず。徐々にゴールに迫るシーンが増えてくるが、88分、途中出場のジョンマリにゴールを許し万事休す。後半アディショナルタイムにもジョンマリにゴールを許し0-3で完敗を喫した。

これでリーグ戦4連敗。試合後「まずはオーガナイズという部分ではなくて、試合に対する思いとか気持ちとか、今はそちらの問題が大きい」と話すのは宮代大聖。また福岡将太は「1つ1つのことに対して向き合っていかないといけないですし、ベクトルを他ではなく自分に向けないといけないです。よりみんながまとまっていかないといけない時間なのかなと思います」。

リーグ戦も残り11試合。この正念場をクラブ一丸となった乗り越えたい。

□試合フォト

(残り 101文字/全文: 1204文字)

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