ヴォルティススタジアム

【直前レポート|第29節・川崎F戦】「“このまま降格してたまるか!”という気持ちは誰よりも強い」(岩尾憲)

5連敗と苦しい状況は続く。

しかしながら、種火は消えていない。その中心に岩尾憲がいる。

「僕自身は長い年月をかけて、この舞台にやっと立てている。ここまで来られたという事実と、そこまでかけてきた人生に対して失礼のない過ごし方をしたいと思っている。僕自身はエネルギーとして燃やせるものが変わらずある。“このまま降格してたまるか!”という気持ちは誰よりも強い。だからこそ起こしているアクションもある。結果がついてくるまでやり続ける」(岩尾)。

そのアクションのひとつでもあるのだろう。9月2日、記者の取材ノートにはこう記録がある。『練習後、ダニエルポヤトス監督と岩尾憲がピッチ上で約2時間のコミュニケーション』。

その目的を岩尾に尋ねた。

「一言で言うのは難しいが、大枠ではチームが良くなるためにということ。サッカー的な話もあれば、組織的な話、大きく言えばクラブの話、監督や選手とは何ぞやという話もあった。総じて言えるのは監督も僕もこのクラブをもっと前に進めたい、もっと良くしたいという純粋な思いは同じ。そこに向かうために“じゃあどうするのか?”という所の価値観のすり合わせをしていた」(岩尾)。

この直前レポートは、その話を中心にお届けしたい。

 

【追記】

先日、私事ですが誕生日を迎えました。当日、友人から1通のURLが届きました。クリックしてみると思わず笑ってしまいました。どなたが運用されているアカウントか存じ上げませんが、選手やスタッフに加えて番記者までご登録いただき誠にありがとうございます。この場を借り、感謝の気持ちを申し上げます。IFTTTを用いてマッシュアップしてるのが良き♪ Yahoo! Pipesのサービス停止以来、私も使い勝手が良さそうで同サービスに辿り着いた身ゆえに目が行きました。来年も祝っていただけるように頑張ります!

(残り 3073文字/全文: 4040文字)

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