ヴォルティススタジアム

【徳島vs川崎F】試合フォトレポート:王者・川崎に及ばずも、一美の移籍後初ゴール、バケンガのデビューに光明を見る。

■明治安田生命J1リーグ 第29節
9月10日(金)徳島 1-3 川崎F(18:33KICK OFF/鳴門大塚/6,464人)
得点者:34’知念慶(川崎F)38’一美和成(徳島)42’脇坂泰斗(川崎F)52’知念慶(川崎F)
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J1リーグ戦も残すところあと10試合。今節はミッドウィークにACLを戦ってきた首位・川崎フロンターレをホームに迎えた。
スタメンは前節から3名変更。GKには3試合ぶりに上福元が入り、出場停止の岸本に代わり藤田征也、前線には垣田とトップ下の位置に一美が入り、またベンチにはムシャガ バケンガが初のベンチ入りとなった。

開始早々から両チームともに前線からの素早いプレスを掛け合う展開となるが、最初に流れを掴んだのは徳島。10分、前線からのプレッシャー藤田がボールを奪うと、垣田のクロスにファーサイドから入ってきた西谷がネットを揺らすが、VARチェックにより垣田の位置がオフサイドと判定されノーゴール。

前半10分、西谷がネットを揺らしたが…、VARにより直前のプレーがオフサイドと判定されノーゴールとなった。

17分にも決定機。右サイドからドリブルで持ち上がってきた岩尾のクロスを一美が合わせるがクロスバー上に外れてしまう。
飲水タイム前後から個に勝る川崎に崩される場面が続くと、34分、この日がデビュー戦となるマルシーニョのドリブル突破を許しPKを献上、知念に決められ先制を許してしまう。しかし38分、岩尾のロングフィードをうまくコントロールした一美がボレーシュートを叩き込み同点に追いつく!これが6試合ぶりの得点となった。

待望の移籍後初ゴールを決めた一美に駆け寄る選手たち

しかし42分、相手に押し込まれると旗手に個人技で中央をこじ開けられ、最後は脇阪にゴールを許し再びリードされてしまう。

ハーフタイム、「バランスを取りながら、パスラインを増やしていこう。ゴールへの意識を常に持ち、プレーを続けよう。自分たちからアクションを起こそう」と送り出された選手たち。

1点ビハインドで迎えた後半だったが、開始直後に与えたCKからゴールを許しリードを2点差に広げられてしまう。

後半最初のチャンスは59分、浜下のターンから右サイドに流れた一美がドリブルでエリア内へ持ち込むと、最後は鈴木徳真がシュートを狙う。62分には2選手交代。ジエゴとこの日がデビュー戦となるバケンガが投入される。

徳島デビューとなったバケンガ。迫力のあるドリブルやテクニカルなボールタッチでゴールに迫った。

74分には、小西と渡井を投入。直後に西谷のクロスに福岡がシュートを放つと、78分には小西のクロスに浜下が合わせるが上手くミートせず。81分には浜下に代えて藤田譲瑠チマが入る。85分には決定機。岩尾がシュートフェイントから渡井へつなぐと、渡井のクロスにバケンガが飛び込むが、わずかに合わず。90分には左サイドからのパスを岩尾が反転しバケンガにつなぐが打てず。90+1分にはバケンガの落としたボールを渡井がシュート!しかしGKがわずかに触りクロスバーに弾かれてしまう。90+5分にも小西のクロスにバケンガが飛び込むがわずかに合わず。

王者・川崎に及ばず1-3で敗れたが、一美の移籍後初ゴールやバケンガのJリーグデビューなど、J1残留に向けてポジティブな内容も見られた。

□試合フォト

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