ヴォルティススタジアム

ダニエルポヤトス監督「自分たちのやるべきことは自分たちのサッカーを続けること」岩尾憲「しっかりといい準備をしていいメンタリティを持って乗り込みたい」バケンガ「勝利のために最大限の力を尽くします」ーJ1第37節・湘南戦に向けたコメントー


〇岩尾憲選手
Q:湘南戦に向けて、どんなゲームを想像していますか?
「湘南さんは勝点1でもいい状況かもしれませんが、僕らにとっては勝点3が必要な試合です。湘南さんがこれまで培ってきた文化も含めて、試合開始から非常にアグレッシブにボールを奪いに来るイメージでいます。ただ90分の中でハイプレスのところと少し構えながら、どこかのパスを誘導してプレスをかける時間も当然出てくると思います。あるいはボールに対してなかなか出てこれない時間帯を僕らが作ることができるかもしれません。90分を通して、スコアや時間によって非常に色味の変わりやすい試合になるんじゃないかと思っています」

Q:2019年昇格プレーオフでは引き分けで昇格できなかった経験があります。厳密には違いますが、今回も勝利が必要になる、似たようなシチュエーションの試合となります。
「2年前にいなかった選手もいますが、長く在籍している選手にとっては思い出深いスタジアムです。あのスタジアムでやり残したことがあるかと聞かれれば無いのですが、それでも昇格できなかった結果だけはあの地に残っているので、非常に悔しい思いをしたあの日の自分を忘れていないですし、それがまた同じ場所で割と似たようなシチュエーションの中でプレーすることに何か縁も感じますし、自分自身乗り越えられるのかと問われているような感覚もあります。
そういった思いも含めて、僕だけではなくて、当然サポーターの皆さんやスポンサーや関係者の皆さんもあの瞬間悔しい思いをしたのは同じだと思うので、そういった思いも含めて、しっかりといい準備をしていいメンタリティを持って乗り込みたいと思います」



〇ダニエルポヤトス監督

「(会見のはじめに)まず湘南ベルマーレのオリベイラ選手のご家族の皆様にお悔やみの言葉をお伝えします。同じサッカー仲間の一人が亡くなられたことに対して、心を痛めております。湘南ベルマーレの皆様にもお悔やみの言葉を謹んで申し上げます。
僕自身もエスパニョールに在籍している時に、ダニエル・ハルケ選手が亡くなったことがあり、苦しい経験をしたことがあります。同じクラブの仲間を亡くした苦しさは私自身も理解しております。」

Q:重要な一戦となりますが、改めてこの試合の位置づけについて教えてください。
「両チームにとって本当に重要な一戦になると思っています。ただ自分たちのやるべきことは自分たちのサッカーを続けることであり、その中で選手たちのプレーをしっかりと感じてもらえればなと思います。その後に何が起きているのか結果を見てもらえればと思います」

Q:勝った試合だけではなく負けた試合でも、どこに優位性があるのか選手たちが見つけることが少しずつできるようになってきていると思うのですが、いかがですか?
「普段のトレーニングの成果が少しずつ出てきているのかなと思います。本当に監督として嬉しく思っています。
(具体的には)鳥栖戦くらいから明確にできるようになってきているなと感じています。前節のFC東京戦同様、最後に決めきるところを出していきたいと思います」


〇ムシャガバケンガ選手
Q:いよいよ最終盤です。個人のコンディションはいかがですか。
「一時離脱をしていましたが、今は調子が良いです。最後の2試合を良い状態で臨めるように頑張ってきました」

Q:前節のFC東京戦はどのようにみていましたか。
「この試合を見て皆さんも分かったと思いますが、改めてこのチームはポテンシャルのあるチームだと思いました。自分たちのサッカーをすればどんなチームにも勝てるチャンスはあると思います」

Q:同じノルウェー国籍のタリク選手についてはよく知っていますか?
「はい。自分の知る限りとてもいい人です。そしてよくジョークを言うナイスガイです。どんな時でも全力を尽くしてプレーする姿が印象的ですし、チームのために走れる選手です」

Q:残留をかけた大事な一戦になります。
「もし、自分が出場すれば、勝利のために最大限の力を尽くします。緊張感のあるゲームになると思いますが、いつも通り落ち着いてプレーしなければいけません。チーム信じて最後まで戦います」

Q:この湘南戦を応援してくれるファン・サポーターの皆さんメッセージを。
「まずはいつも自分の力になってくれるファン・サポーターの皆さんに感謝しています。皆さんの応援がチームを後押ししてくれると思います。自分のためにプレーするのではなくて、クラブを応援してくれる皆さんのために全力でプレーしたいと思います」

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