【徳島vs広島】フォトレポート:後半2点返すも前半のビハインドが響き敗戦。届かなかったJ1残留。
■明治安田生命J1リーグ 第38節
12月4日(土)徳島 2-4 広島(14:03KICK OFF/鳴門大塚/8,170人)
得点者:9’藤井智也(広島)11’エゼキエウ(広島)36’エゼキエウ(広島)54’岸本武流(徳島)65’浅野雄也(広島)80’一美和成(徳島)
———–
長かった2021シーズンも最終節。J1残留に向け運命の一戦を迎えた。対戦するのはサンフレッチェ広島。
スタメンは前節から1人変更。出場停止のジエゴが戻った他は前節と同じメンバーで試合に臨んだ。
強い風の吹く中、「本来は僕らが風上を取りたかったのですが、コイントスで負けてしまい、相手に選択されてしまった(岩尾)」と、前半風下となった徳島。広島にペースを握られると10分、スローインの流れから右サイドからのクロスに裏から飛び出してきた藤井に決められ先制点を奪われる。その直後には、左サイドを突破され藤井からクロスをエゼキエウに合わせれ2点のビハインドを追ってしまう。
なかなかリズムがつかめなかった徳島の反撃は20分、宮代のボールキープからこぼれ球を西谷がボレーで狙う。26分には決定機。相手のミスパスをカットし宮代がクロスを入れるがわずかに合わず。反撃の流れを掴みかけたかに見えた36分、CKからニアでフリックされたボールをエゼキエウに合されリードを3点にされる。
3点のビハインドを追う徳島は、ハーフタイムに3選手を投入。ジエゴ、福岡、鈴木徳に代えて田向、内田、一美を投入。「まだ45分残っている、まずは1点を取りにいこう。難しい状況ではあるが、1人1人がすべてを出し切ろう。諦めずに集中して、チームとして助け合って戦おう」と選手たちを送り出すダニエル監督。
風上となった中徐々に徳島らしいリズムを作り出すと53分、藤田が混戦から抜け出し宮代へつなぐと中へ入ってきた岸本がコースを狙ったシュート!これが決まり1点を返す。
しかし64分、自陣でのミスからボールを奪われると途中出場の浅野に決められてしまう。
再び3点差にされたものの、広島ゴールを目指すと80分、岸本のクロスを藤田が折り返し、最後は一美が押し込み2点差へ。
最後のカードとしてDFのカカに代えて渡井を投入。リスクを背負いながら広島ゴールを目指す。しかし無常のタイムアップ。J1残留を果たすことはできなかった。
□試合フォト
(残り 95文字/全文: 1159文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ