ヴォルティススタジアム

【徳島vs東京V】ダニエルポヤトス監督記者会見コメント「悔しい結果となりました。しかし、私たちのチームは素晴らしいプレーを見せてくれたと思います」

■明治安田生命J2リーグ 第3節
3月6日(日)徳島 1-1 東京V(14:03KICK OFF/鳴門大塚/3,886人)
得点者:32’内田航平(徳島)36’深澤大輝(東京V)
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〇ダニエルポヤトス監督
悔しい結果となりました。しかし、私たちのチームは素晴らしいプレーを見せてくれたと思います。それは東京ヴェルディも同じで、両チームが素晴らしいパフォーマンスをした結果、このような内容のある試合になったと思います。
カカ選手が退場し数的不利になってから押し込まれる展開になりましたが、チームは最後まで諦めずに、しっかりと戦ってくれたと思います。

Q:風の影響を受けた試合だったと思いますが、その点について感想をお願いします。

スタジアムで吹く風の状況を、私たちは変えることができません。ですから言い訳することなく、その状況に対応するだけです。
今日の前半は私たちに有利な風向きで攻撃にも勢いが付きました。逆に後半は相手がそれを利用していました。風の影響を受ける状況では、浮き球ではなく、速いボールを足元でつなぎながら対応していくことが大事だと思っています。

Q:相手のインテリオールにボールが入った時、ヴォルティスの両CBが厳しく対応しているように思いました。どのような指示を与えていましたか?

攻撃の方法として、片方のインテリオールがスライドした後、相手は逆サイドのインテリオールにボールを入れようとしていました。実はそれは相手だけではなく、私たちにも同様の考えがありました。内田選手と安部選手はその点を理解し、アグレッシブにしっかり対応してくれたと思います。安部選手については、イエローカードを1枚もらったので、2枚目を出されることが気になり交代させました。

Q:前線からかなり厳しいプレスをかけていましたが、どのような意図がありましたか?

東京ヴェルディはDFラインでボールを持てばしっかりとつなぎ、プレッシャーが無ければ簡単に良い攻撃を出してくるチームです。そういう点からスタッフと話し合い、前から厳しくプレッシャーをかける方法を選択しました。上手く機能していましたし、そこに関しては分析してくれたスタッフのおかげだと思っています。

Q:終盤は一人少なくなりましたが、どのようなゲームプランを考えましたか?

勝利を目指す、引き分けを狙う、いろいろな選択肢があったと思いますが、選手に送ったのは「戦う」というメッセージです。東京ヴェルディは技術的にも優れた素晴らしいチームです。そんな相手に対して、我々の選手たちがアグレッシブに挑み、最後まで戦い抜いてほしかったので、そのメッセージを送りました。
結果的には引き分けでしたが、よく戦ってくれたと思います。それは退場者が出てからだけではなく、試合開始から最後まで素晴らしいプレーをしてくれたと思っています。また、開幕から短い間隔で5連戦となりましたが、全ての試合で素晴らしいプレーと成長を示してくれたと思っています。

Q:これまでに見えたポジティブな部分とネガティブな部分を教えてください。

すべてをポジティブな側面として捉えています。チームはアグレッシブにゲームプランを遂行し、自分たちのアイデアや話し合いにより様々な状況に対応してくれています。また力強さも出てきました。ファン・サポーターの皆さんも、今日のプレーを見て楽しんでくれたと思います。
ネガティブな面を挙げるとすれば、アタッキングサードで決め切る作業の精度です。今日に関しても4~5回の決定機がありましたが、得点は1点だけでした。私が先頭に立ち、チーム全員で改善を進めていきたいです。

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