ヴォルティススタジアム

【徳島vs熊本】ダニエルポヤトス監督記者会見コメント「非常に難しい試合になりました」

■明治安田生命J2リーグ 第4節
3月12日(土)徳島 2-2 熊本(14:03KICK OFF/鳴門大塚/3,748人)
得点者:31’ムシャガバケンガ(徳島)43’伊東俊(熊本)47’髙橋利樹(熊本)50’ムシャガ バケンガ(徳島)
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○ダニエルポヤトス監督
「非常に難しい試合になりました。前半はかなりいい形で進められましたが、後半開始直後に失点し、少しリズムが崩れてしまいました。すぐに選手たちがリアクションを起こし同点にしてくれたのですが、そこからはややオープンな試合展開となりました。後半に調整したプレスの仕方が上手くはまらず、試合をコントロールできませんでした」

Q:『前半かなりいい形で進められていた』と言うことですが、具体的にどこが良かったと思いますか?
「スペースを見つけて、そこを起点に自分たちが用意していたダメージを与え、しっかりと攻めていたと思います。相手を片方のサイドに寄せて逆サイドのフリーマンを見つけた攻撃も展開できていましたし、前半に関しては素晴らしい試合をしてくれたと思います。チームとしては決定機をどれだけ作り出せるか、そしてその確率を上げていけるかに挑戦しています。その意味でも、選手たちはしっかりとチャンスを作ってくれたと思います」

Q:後半は前半ほどプレスがはまらず熊本のペースに見えました。そうなった理由はどんなところにあると思いますか?
「やはり1失点目のゴールが響いたなと思います。そこで相手が自信を持ち、後半の勢いが増しました。失点シーンは我々の守備のミスですので、全員で修正していきたいと思います。熊本は中でしっかり数的優位を作って、素早い切り替えから奪ってサイドから起点を作られダメ―ジを与えられました」

Q:後半の早い時間帯から交代カードを切りましたが、その狙いは?
「前半から選手がしっかりと走ってくれていて、後半疲れが見えていたのでフレッシュな選手を投入して打開したかったです。白井選手もかなり疲れが見えていましたし、特に(投入した)杉森選手のところからダメージを与えたかったのですが、相手のプレッシャーもしっかりしていてなかなか打開できませんでした。その辺も含めてチーム全員で良くしていきたいと思います」

Q:スタメンにバケンガ選手を起用しました。2ゴールを決めましたが得点以外で彼に期待したことは?
「彼の今週の練習を見てフィジカル面での上昇が感じられましたし、良いメンタルで練習しているように見えましたので、スタメンで起用しました。彼を起用した狙いとしては、前向きの3人目の選手を使うこと、そして熊本はCBがしっかりと出てくるので、(スペースを空けるために左右の)裏のスペースにしっかり走って欲しいという思いもありました。その狙いを実現しつつ、しっかりとゴールも決めてくれました」

Q:後半の終盤にCBの安部選手とSBの新井選手のポジションを入れ替えましたが、狙いは?
「安部選手は左利きですので、彼の左足を使って最初のプレッシングを回避しビルドアップをスムーズにしたい狙いがありました。それと同時に西谷選手も中に入っていくプレーが多かったので、藤尾選手にゴール前のエリアを使わせて、(西谷選手の)クロスからのゴールにも期待していました」

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