ヴォルティススタジアム

【大宮vs徳島】試合フォトレポート:ハイプレスで大宮を圧倒した前半。無失点で今季初勝利を挙げる。

■明治安田生命J2リーグ 第5節
3月19日(土)大宮 0-2 徳島(13:03KICK OFF/NACK/4,714人)
得点者:15’西谷和希(徳島)28’ムシャガバケンガ(徳島)
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リーグ戦初勝利を目指し、今節はアウェイの地で大宮アルディージャと対戦した。
前節からスタメンを3人変更。DFラインにはリーグ戦初先発となる石尾とカカが入り、中盤には児玉、アンカーの位置には白井が入った。また前線には前節に引き続きバケンガ入った。

試合開始直後から前線から連動した激しいプレッシャーで大宮に襲い掛かったヴォルティス。

3分にCKのこぼれ球を浜下がシュートを放つと、4分には浜下のパスを受けたバケンガがドリブルからシュート。8分には浜下、10分には中盤でボールを奪った渡井がそのまま持ち込みシュートを狙う。

そして迎えた15分、「安部選手がクロスを上げたことによって、エリア内に選手もたくさん入ることができたので、相手も楽にクリアできていなかった」と、こぼれ球を的確にミートさせた西谷がシュートを決め先制点を奪う。

20分には、前線からのプレッシャーをはがされ河田にひやりとするシーンを作られるが、27分、西谷のパスカットから児玉、バケンガとつなぎゴール前で西谷が相手に倒されPKを獲得。これをバケンガが落ち着いて決め2-0とする。

なおも攻撃の手を緩めない徳島は36分には相手のミスパスにバケンガが反応しシュートを狙うと、前半ATには浜下のクロスのこぼれ球を安部がボレーシュート。しかしGK南に防がれてしまう。

2点リードで迎えた後半、「相手のサイドチェンジに気をつけよう。奪ったボールは大切にしよう。リードをしているが、今一度、集中しよう」とダニエル監督に送り出される選手たち。
大宮も選手交代と選手の並びを変えて52分決定機を作られるが、GK長谷川やカカが体を張ってシュートブロックしゴールを許さない。

最初の交代は63分、「少し疲労もありましたので、さらにチームの勢いを加速させようとしました」と坪井選手と藤尾選手と入れ、75分には長谷川とオリオラサンデーをさらに投入し前線から中盤の活動量を減らさないようにゲームをコントロール。大宮が押し込むシーンもあったが、統率の取れた守備で決定的なシーンを作らせない。

結局、後半追加点を奪えなかったもののゴールを許さず完封勝利。今季初勝利を挙げた。

試合後、「5戦目にして自分たちがやっていたことが結果につながってよかったです」と振り返ったのは白井。また「勝利することができましたが次の試合が大事だと思います(石尾)」、「次の試合に向けて、戦える選手が試合に出られるように競争して、その中からベストのメンバーが試合に出て勝てればいいかなと思います(西谷)」と中3日で迎える秋田戦に目を向けていた選手たち。チーム一丸となって、リーグ戦連勝とホーム初勝利を目指す。

□試合フォト

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