ヴォルティススタジアム

【徳島vs長崎】試合フォトレポート:守護神ホセの活躍もあり、引き分けに持ち込む。

■明治安田生命J2リーグ 第7節
4月3日(日)徳島 0-0 長崎(14:03KICK OFF/鳴門大塚/4,229人)
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5連戦の5試合目、今節はV・ファーレン長崎を迎えた。

連戦を考慮し前節から選手を5名変更。DFラインには石尾、内田、川上が入り、中盤のアンカーには長谷川、最前線にはU21日本代表から帰ってきた藤尾翔太が入った。

開始早々、長崎の決定機をGKホセのセーブで防ぐと、徳島も10分、川上がカットインして鋭いシュートでゴールを脅かす。試合が進むにつれてボールは保持できるものの、「アンカーも2トップで消しに来ていましたし、インテリオールにも相手のボランチが付いて来ていた(櫻井)」こともあり、アタッキングサードまでボールを運ぶできず。逆にセットプレーやカウンターなどでピンチを迎えるが、GKやDF陣の体を張った守備でゴールを許さない。

前半鋭いシュートを放った川上エドオジョン智慧。

0-0で迎えたハーフタイム、「後ろからのビルドアップをしっかりしよう。3人目の選手を活用しよう。相手DFを食いつかせて、フリーな選手を使おう」と選手たちを送り出す指揮官。

後半、「CBを3枚にして動かしました。それで僕も思い切って前へ運ぶことができた(内田)」が語るように、川上がやや前気味に上がる立ち位置に変えたことで前半に比べスムーズにボールを運べるようになる。

61分には、川上と長谷川に代えて安部と櫻井を投入、左サイドに安部、右に新井を配置しチームをさらに活性化させる。すると徐々にチャンスも増えるようになり、ポジションを移した新井と櫻井のワンツーから新井のクロスに藤尾が合わせるなど攻撃の形が見え始める。73分は相手を押し込んで両サイドを使った厚みのある攻撃を見せると、75分には安部のアーリークロスに藤尾が飛び込むがわずかに合わず。
75分にも2枚替え。浜下と石尾に代えて坪井とカカが投入し選手の疲労を考えながら点を取る交代カードを切る。77分にはこぼれ球に反応した坪井がエリア内で倒されたように見えたがわずかに外でFKの判定。

攻守が光ったGKホセ「相手のGKの素晴らしさを認めざるを得ない」と相手指揮官を脱帽させるプレーを見せた。

試合終盤はオープンな試合展開となったこともありピンチを招くシーンもあったが、GKホセが立ちはだかりゴールを許さない。

後半アディショナルタイムにはこの日最大の決定機。新井のクロスに坪井がヘディング、こぼれ球に途中出場のバケンガが2度シュートを放つが、相手GKの好守でゴールを奪えず。
結局試合はそのまま終了。連戦の中最後まで勝利を目指したが3試合連続のスコアレスドローとなった。

□試合フォト

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