ヴォルティススタジアム

【徳島vs千葉】ダニエルポヤトス監督記者会見コメント「疲れや苦しい時間帯にも全員で協力し、喜び合えるような結果を得られたことは素晴らしいと思っています」

■明治安田生命J2リーグ 第14節
5月4日(水)徳島 1-0 千葉(14:03KICK OFF/鳴門大塚/7,807人)
得点者:66’白井永地(徳島)
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○ダニエルポヤトス監督
まずは私たちを応援してくれる大勢のファン・サポーター、そしていつも私たちが心地よくプレーできるようなスタジアムの設営に努力を尽くしてくれるフロントの皆さんに感謝の言葉を送りたいです。
チームは連戦の中にもかかわらず本当に良い形で結果を出し、日々の努力を証明しています。私自身非常に嬉しく思っています。疲れや苦しい時間帯にも全員で協力し、喜び合えるような結果を得られたことは素晴らしいと思っています。

Q:5バックで固く戦ってきた千葉に対して、良い攻撃ができていたと思います。特に良くなった後半はどの部分を修正したのですか?

修正というよりも、前半は千葉もフレッシュな状態だったのでスペースを見付けられずに攻めあぐねました。しかしそのような状況においても、選手たちはピッチの中で正しい判断をしながらプランを遂行してくれたので、後半は上手くいったのだと思います。
ボールをサイドに持って行ったときにアンカーの櫻井選手がフリーになっていたので、「そこをしっかり見ること。そしてそこからインテリオールの選手を見付けることができればチャンスになる。だからしっかりと耐えながら攻撃しよう。」ということはハーフタイムにも確認しました。

Q:千葉には強力なFWがいましたが上手く対応できていましたね。

いつも申し上げることですが、アタックの裏にはディフェンスが隠れています。アタック時のオーガナイズがしっかりできているので、奪われた後もオーガナイズされた状態でディフェンスへ移行できているのだと思います。また、根底に必要な泥臭く戦う姿勢も選手たちは証明してくれました。また、セットプレーについてもスタッフがしっかりと分析してチームに落とし込んでくれたことを証明してくれました。

Q:押されていた終盤、スタンドに声援を求めている姿が印象的でした。

あの時間は千葉がボールを握って攻勢をかけており、私たちのチームはメンタル的にもフィジカル的にもきつい状態でした。ですから、いつもはこのようなことをしませんし、ファン・サポーターの皆さんがボールに注目していることは分かっていましたが、チームを助け支えてほしいという気持ちで声援をお願いしました。そのおかげで苦しい時間を耐えられたと思っています。

Q:千葉の右WBは守備の時に前へ出て来ていましたが、それは想定通りでしたか?

はい、その点も過去の試合から分析していました。千葉はエネルギッシュでフィジカルも強いチームです。その点も頭に置きながら私たちはボールをつないで、彼らに積極的なプレーを出させないように試合をコントロールしようとしました。

Q:喪章をつけてプレーしましたが、どのような思いを込めていましたか?

オシムさんは外国人監督として私自身の模範にもなってくれています。日本への貢献度も素晴らしいですし、私も彼のように日本のフットボールに貢献したいと思っています。そのような思いを込めました。

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