ヴォルティススタジアム

【徳島vs千葉】試合フォトレポート:白井の移籍後初ゴール!スタジアム一丸の後押しで、今季初の連勝!

■明治安田生命J2リーグ 第14節
5月4日(水)徳島 1-0 千葉(14:03KICK OFF/鳴門大塚/7,807人)
得点者:66’白井永地(徳島)
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9連戦の8試合目。今節はジェフユナイテッド千葉との対戦となった。
スタメンは前節から2名変更、杉森に代わって西谷、バケンガに代えて藤尾が入った。

「試合前から難しい試合になると理解して臨みました。相手は3バックですが、守備の時は5枚にしてスペースを無くしてきます。そこをどうやって崩すのかを考えていました(白井)」と話す通り、前半から守備時には5バックで引いた千葉に対し、サイドから崩そうとする徳島がボールを保持する展開となる。最初のチャンスは6分、ワンツーから西谷が抜け出しクロスを狙うと、23分にも相手のプレッシャーをかわし左サイドへ展開。西谷がシュート性のクロスを狙う。38分には安部の縦パス西谷に入り右サイドへ展開、新井がクロスを狙う。
しかし、決定機と言えるようなシーンはなかなか作れず。0-0でハーフタイムへ。

「前半はコントロールできていた。慌てずチャンスを待とう。背後への抜け出しをしよう。守備は継続してインテンシティ高く」と指揮官に送り出された選手たち。

後半最初の決定機は53分。櫻井の縦パスを受けた児玉が右サイドへ展開。新井がエリア内のスペースに走った白井へパスを送ると白井のクロスに西谷がバイシクルで狙う。このシーンはゴールにはつながらなかったものの、後半はチームとして狙い通りの攻撃が徐々にできるようになる。55分には児玉がプレスバックし相手ボールを奪い白井が西谷へ。西谷がシュートを狙う。60分には安部のクロスに藤尾が狙うが枠外。
最初の交代カードは60分。坪井に代わり杉森が投入される。杉森は坪井のポジションにそのまま入った。

そして迎えた66分、安部が西谷へ展開すると西谷が中にポジションを取った児玉へパス。児玉が素早く横につなぐと最後は白井が相手DFの股を抜くシュート!
白井永地
これが決まり徳島が待望の先制点を奪う。

ゆりかごダンス

ゴール後、試合前日に誕生した白井永地の第一子(女の子)を祝いゆりかごダンスをする選手たち。

反撃を見せる千葉に対し、72分藤尾に代えてバケンガを投入し前線を入れ替えると、85分には櫻井と児玉に代えて、長谷川と石尾を投入。中盤の形をかえ石尾をDFラインに入れて5バックを形成する。
試合終盤にはダニエル監督自ら「チームを助け支えてほしいという気持ちで」観客を煽り、会場に駆け付けたサポーターもそれに呼応。「ホームで戦うのはアウェイと断然違います。みんなの後押しや盛り上がりが嬉しいし、楽しいし、力が湧いてきます(西谷)」会場が一丸となり選手たちを後押ししタイムアップ!

今季最多のファン・サポーターの前で今季初の連勝を飾り、順位を8位に上げた。

□試合フォト

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