ヴォルティススタジアム

【群馬vs徳島】試合フォトレポート:強風の中、後半に流れを掴むもスコアレスドロー。

■明治安田生命J2リーグ 第15節
5月8日(日)群馬 0-0 徳島(14:03KICK OFF/正田スタ/2,671人)
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9連戦のラストとなるJ2第15節、今節はザスパクサツ群馬との対戦となった。
前節から4人変更。石尾、藤田、長谷川、杉森がスタメンに名を連ねた。

風下となった前半、強い風の影響を受けることとなる。10分には相手のシュートがDFに当たり風に流されゴールに迫ると、12分には相手のクロスが風に乗りクロスバーに当たると、直後にはカカのパスが相手に渡り大ピンチをまねくが、ここはGKホセが素早い飛び出しで防ぐ。

「風の影響がありリスクを背負わずに行こうと選手たちには伝えていました」と前半途中から割り切った戦い方にシフト。26分にはCKからヘディングを合わせられるがこれもGKホセがビッグセーブ、こぼれ球にも杉森がいち早く反応しゴールを許さない。「ピッチ内でも前半ゼロでいこうという話をしていました(石尾)」「みんなで辛抱強く守れたことはすごく良かった(長谷川)」と前半を0-0で乗り切りハーフタイムへ。

「前半のスコアをポジティブに捉えよう。後半も落ち着いてプレーしよう。ここからは風は味方だ。絶対勝つぞ!」と選手たちを送り出す指揮官。

後半、風上となりゲームの主導権を握ったのは徳島。「後半はいつも通りの立ち位置を取って押し込む時間が増えました(児玉)」と徳島ペースで試合が進む。58分に「さらに攻撃を加速していきたい(ダニエル監督)」狙いで内田、安部、櫻井を一挙に投入する。

この日は途中出場の内田航平。DFラインからの安定したビルドアップを見せた。

71分に西谷が得意の角度からシュートを放つと、直後のCKからこぼれ球を内田がボレーシュートで狙う。76分には児玉のスルーパスに新井が反応しクロスを入れるが合わせる選手はおらず。80分にはカカのスルーパスを受けた安部が西谷へつなぐと、最後は西谷が反転しシュート。84分には決定機。櫻井のCKを安部がニアで合わせるがシュートはわずかに枠外。87分には新井のスローインを途中出場の坪井が受け、相手のクリアミスをバケンガが狙う。
しかし徳島らしい攻撃を見せたがゴールは奪えず。試合はスコアレスドローで決着した。

□試合フォトレポート

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