ヴォルティススタジアム

【横浜FCvs徳島】試合フォトレポート:一美の今季初ゴールで詰め寄るも及ばず。4試合ぶりの敗戦。

■明治安田生命J2リーグ 第16節
5月15日(日)横浜FC 2-1 徳島(14:03KICK OFF/ニッパツ/3,977人)
得点者:41’伊藤翔(横浜FC)65’ガブリエウ(横浜FC)90+3’一美和成(徳島)
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連戦が終わり1週間の準備期間を経た臨む横浜FC戦。

スタメンは前節から4人を変更。内田、安部、櫻井、坪井がスタメンに入り、一美が今季初のベンチ入りとなった。

試合序盤は一進一退の展開。3分、ロングフィードを受けた坪井が抜け出し角度のないところからシュートを狙えば、直後に横浜FCの小川の個人技からシュートを放たれるなど、ゴール前の攻防が多い立ち上がりとなる。16分には伊藤にネットを揺らされるがオフサイドの判定。17分には徳島に決定機。相手のビルドアップを白井がカットし右サイドの坪井のクロスを白井が合わせるが、シュートは相手DFにブロックされてしまう。

中盤以降、流れを掴んだのは横浜FC。「全員がマンツーマンで付かれていた感じがした(櫻井)」CBとアンカーのビルドアップを規制され、ロングボールに活路を見出そうとするがこぼれ球を拾えボールを運べなくなる。20分山下のクロスを小川、25分にも伊藤に角度のない所からシュートを放たれるが、GKホセやDF陣が体を張った守備で相手の攻撃を防ぐ。しかし41分、サイドを大きく振られるとイサカゼインのクロスを伊藤に決められ先制点を許してしまう。

1点ビハインドで迎えた後半、「相手コートでもっと試合を支配したいという思いがありました。櫻井選手がマンツーマンで抑えられていたので、選手たちにはそこの修正点について指示を出しました(ダニエル監督)」と、DFラインは3バック気味になり前線では坪井がやや中に立ち位置をとるような形に変更。46分、角度のないところから坪井がシュートを狙うと、51分には左サイドにボールを展開し新井がミドルシュートを狙う。60分には坪井に代えて西谷を投入、坪井の位置に杉森が入り、西谷が左に入り反撃態勢を作る。しかし65分、CKからガブリエルに合わされ2点ビハインドとなる。

「右足で持っていたので、中にカットインして股の間を狙うというイメージでした。思い切り足を振れたのが良かったです(一美)」

2点ビハインドとなった69分には3枚交代。藤尾、杉森、藤田に代わって、カカ、バケンガ、一美を投入。71分にはスローインから一美が強引にシュートを狙い反撃の姿勢を見せると、75分には一美、櫻井とつなぎ、児玉が浮き球のラストパスを出すがわずかに合わず。79分には、白井がミドルシュートを狙うが枠を捉えられず。
迎えた後半アディショナルタイム、児玉のパスを「思い切り足を振れたのが良かったです」と話す一美の今シーズン初ゴールで1点返す。しかしその直後にホイッスル。4試合ぶりの敗戦となった。

□試合フォト

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