ヴォルティススタジアム

【徳島vs名古屋】試合フォトレポート:先手を取られ、名古屋の守備を崩せず。グループステージ敗退が決定。

■YBCルヴァンカップ グループステージ第6節
5月18日(水)徳島 0-2 名古屋(19:03KICK OFF/鳴門大塚/2,296人)
得点者:10’吉田温紀(名古屋)45+1’阿部浩之(名古屋)
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ルヴァンカップグループステージ最終戦。引き分け以上で予選突破が決まる名古屋に対し、徳島は3点差以上での勝利した上で他会場の結果待ちが条件となった。
リーグ戦から中2日ということもあり、移籍後初スタメンとなったエウシーニョほか、メンバーを全員入れ替えて臨んだ。

開始早々の10分、CKから吉田温紀にヘディングシュートを許し失点し出鼻をくじかれてしまう。

リードを奪われた徳島もアンカーに入った長谷川の長短のパスから徐々にリズムを掴むと、15分、浜下のロングフィードに抜け出したバケンガがゴールを狙うと、20分には決定機。GK松澤のフィードのこぼれ球を拾った西野から西谷へ展開。西谷が左足でシュートを狙うが相手DFにブロックされてしまう。30分にはカカのボールカットからバケンガのクロスにカカが飛び込む。その後も名古屋を押し込み連続攻撃が続けるが、迎えた44分、自陣ゴール前で長谷川が稲垣にボールを奪われると最後は阿部に決められリードを2点差にされ、予選突破がさらに苦しい状況に。

移籍後初スタメンとなったエウシーニョ「いいプレーは何回かありましたが試合勘はまだまだ足りませんので、これから取り戻していきたい」とデビュー戦を振り返った。

ハーフタイム「前半はいいプレーができている。中に入る人数を増やそう。後半、自分たちの力をもう一度証明しよう。絶対にあきらめない!」と指揮官に送り出された選手たち。

後半は立ち上がりながら名古屋ペース。ホームで意地を見せた徳島も60分、バケンガが奪ったボールから浜下がシュートを放つと、64分には玄、西谷、エウシーニョに代えて、田向、サンデー、坪井を投入、72分には佐藤を投入し攻撃をさらに活性化させる。
ボールを保持する時間は長くなるが、ブロックを引いた名古屋の守りに対し効果的なボールを入れることができず。
終了間際には、田向のクロスに佐藤が合わせるが、シュートは枠を捉えられず。結局ゴールをこじ開けることはできず。ルヴァンカップはグループステージ敗退が決定した。
試合後、ダニエル監督は「結果に対しては満足していませんが、選手個人やチームとしてのパフォーマンスには満足しています。エウシーニョ選手や田向選手、それから玄選手など今までチャンスを与えられなかった選手が公式戦を経験できたことはポジティブに捉えています」と振り返った。

□試合フォト

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