ヴォルティススタジアム

【徳島vs栃木】試合フォトレポート:前半から攻撃が機能するも仕留めきれず。栃木の一撃に敗戦。

■明治安田生命J2リーグ 第17節
5月21日(土)徳島 0-1 栃木(14:04KICK OFF/鳴門大塚/4,520人)
得点者: 65’矢野貴章(栃木)
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ルヴァンカップ名古屋戦から中2日で迎えたJ2第17節・栃木戦。
スタメンは名古屋戦から西谷とカカを除く9人を入れ替え臨んだ。

「二人の関係性を試したかったので、今日は揃っての出場となりました」と前線の藤尾と一美、西谷と杉森の距離感がよく、中央とサイドをうまく使いながら栃木を押し込む展開となる。2分、ドリブルで相手を3人交わした杉森のクロスに一美が合わせると、11分にはショートコーナーから杉森ヘディング、こぼれ球を西谷がゴールを狙う。14分には櫻井のボールカットから西谷がミドルシュート、21分には鋭いカウンターを発動。西谷がドリブルでエリア内まで持ち込むがシュートまでは持ち込めず。36分には決定機。一美のパスに反応した藤尾が抜け出しシュート、こぼれ球を拾った藤尾のクロスに杉森が頭で合わせるが惜しくも枠外。39分にも杉森のクロスのこぼれ球を一美が落とし杉森がシュートを放つ。しかしゴールを奪うことはできず0-0でハーフタイムへ。

「ボールを早く動かそう。まわりの選手はアクションを増やそう。相手のカウンターに気を付けよう」と選手たちを送り出す指揮官。

後半も試合は徳島ペースで相手を押し込む。52分には新井が強烈なミドルシュート、GKがはじいたボールを藤尾が狙う。55分には藤田のクロスを藤尾がフリックし杉森がゴールに詰める。圧倒的に攻めながらもゴールを奪えない中、一瞬の隙からゲームが動く。65分、スローインからのミスパスからボールを奪われると、クロスを矢野に合され先制点を許してしまう。

途中投入された玄理吾。「ビハインドの中で投入されたので、なんとか得点につながるプレーをしようということだけを考えました」

リードを奪われた徳島は藤田と櫻井に変えて白井とエウシーニョを投入し反撃を狙う。70分には内田の縦パスから最後は一美がシュートを狙う。76分には一美と杉森に代えて玄と佐藤を投入。佐藤と藤尾の高さを生かしてクロスからの攻撃を狙うシーンが増える。82分には玄のスルーパスから西谷、エウシーニョが連続シュート。後半アディショナルタイムにはGKホセも上がりゴールを目指すが栃木ゴールを割れず。

相手の倍となるシュート12本を放ちながらも決定力を欠き0-1で敗戦。リーグ戦今季初の連敗となった。

□試合フォト

野々村芳和が来徳。ヴォルタくん・ティスちゃんと。

(残り 95文字/全文: 1289文字)

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