ヴォルティススタジアム

【徳島vs新潟】ダニエルポヤトス監督記者会見コメント「新潟という素晴らしいチームに対して勝利するチャンスがあっただけに、本当に悔しく思っています」

■明治安田生命J2リーグ 第20節
5月29日(日)徳島 1-1 新潟(16:03KICK OFF/鳴門大塚/3,555人)
得点者:19’一美和成(徳島)44’谷口海斗(新潟)
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○ダニエルポヤトス監督
悔しい結果となりました。というのも、今日は絶対に勝ちたいという選手たちと私の気持ちがこもった試合だったからです。両チームにとって苦しい時間がある均衡した試合でした。悔しい中でも、前半終了間際にプレスのズレから起きたあの失点が一番悔やまれます。と同時に、後半の決め切れるチャンスを逃したことも痛かったです。新潟という素晴らしいチームに対して勝利するチャンスがあっただけに、本当に悔しく思っています。

Q:今日は守備隊形がいつもと違うように見えました。その意図を教えてください。

本間選手、谷口選手など、正確で相手の守備バランスを崩せる選手が前線にいました。彼らは外から中、中から外といった良いコンビネーションも持っています。ですから簡単にプレーをさせない、システムというよりスペースを消すということを念頭において対策を講じました。

Q:試合全体を通してプレスが効いていたようにも思います。監督はどのように評価していますか?

その通りだと思います。特に後半に関しては良い形でプレーできていたと思います。新潟は勝利を積み重ね、今とても良い状態ですが、そんな相手に対してでも選手たちはしっかりとしたリアクションを示してくれたと思っています。ただし課題を挙げるとすれば、ボールを奪い返した後のプレーが少し雑になったり、サイドの1対1で崩し切り相手守備陣のバランスを乱すという点は足りなかったと思います。

Q:今日で3カ月半続いた連戦の日程が終わります。ここまでの期間を総括して、どのような感想をお持ちですか?

個人的な意見ですが、1週間に2試合あるこの日程はとても難しいと感じました。選手たちは試合をしながら掴めるものがあったと思いますが、トレーニングを積めない状況や疲れでそれらを発揮し切れない試合があったのも事実です。私たちにはJ1復帰という高い目標があるので、それに向けての焦りや不安が選手たちにのしかからないよう、この3カ月間は注意深く見守ってきました。幸いなことに、スタッフのサポートにより、怪我人が比較的少なく来られたことには満足しています。

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