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【レポート】2012 Jリーグディビジョン1 第29節 セレッソ大阪対FC東京 速報 マッチレポート(2012/10/20)

2012年10月20日 18:04キックオフ キンチョウスタジアム

セレッソ大阪 対 FC東京(リーグ:4勝5分6敗)
[入場者数]14,268人 [天候]晴、弱風、気温20.2℃、湿度52% [ピッチ]全面良芝、乾燥 [試合時間]90分

【マッチコミッショナー】難波邦雄【主審】前田拓哉
<勝ち点38→39>セレッソ大阪1-1(0-0)FC東京<勝点40→41>
【得点者】丸橋祐介(50分)、ネマニャ ヴチチェヴィッチ(74分)

「驚異的」だったアーリア、同点アシストも二枚目のイエローで退場
追う展開は課題として残るも好ゲームで勝ち点1をゲット

○ファーストハーフ

帰ってきた日本代表組ふたりを加えたFC東京はゴールキーパーに権田修一がリーグ戦の対鹿島アントラーズ戦以来の先発。
ディフェンスラインは右から椋原健太、徳永悠平、高橋秀人、中村北斗。
ボランチは右から長谷川アーリアジャスール、米本拓司。
前目の中盤は右から石川直宏、梶山陽平、田邉草民。
そして1トップはルーカスが務めた。
サブスティテュートは塩田仁史、丸山祐市、チャン ヒョンス、河野広貴、ネマニャ ヴチチェヴィッチ、エジミウソン、渡邉千真。
いっぽうセレッソ大阪の先発はキム ジンヒョン、酒本憲幸、茂庭照幸、藤本康太、丸橋祐介、枝村匠馬、山口蛍、シンプリシオ、ヘベルチ、柿谷曜一朗、杉本健勇。サブには松井謙弥、高橋大輔、山下達也、扇原貴宏、吉野峻光、村田和哉、播戸竜二が入った。

「さあ行こう 世界めざし」と、世界へとつながる路=ACLを示唆する東京ゴール裏のチャントに励まされながらキックオフ。
ファーストハーフはほぼ互角の展開となった。攻撃力の高いセレッソの選手たちにアタッキングサード、バイタルエリアまでの進入は許すものの「相手がバイタルに入ってきたら早い段階でプレッシャーにいく」(右サイドバックで先発した椋原健太) トレーニングが活き、決定的な仕事をさせなかった。また、ラインコントロールの駆け引きも常に怠らず、スルーパスのことごとくをオフサイドにとる。結局、攻め込まれている見た目の印象ほどには大きなピンチはなく、互いに決定機をつくる45分間となった。特に東京は公式記録上でも9本のシュートを記録したように多くのチャンスをつくっている。梶山陽平、石川直宏、田邉草民、ルーカスといった前線の選手がかわるがわるシュートを放った。もしこのうちの一本でも決まっていれば、試合の展開は変わっていただろう。

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