【レポート&コメント】橋本拳人の帰還 AFC U-19選手権 UAE2012でU-19日本代表として感じたこと(2012/11/14)
橋本拳人、東京での成長を誓う
AFC U-19選手権 UAE2012でU-19日本代表として参加したFC東京の橋本拳人。背番号14を着け、グループステージ第2戦の対クウェート戦に、小野瀬康介(横浜FC)と替わって75分から出場した。これが今大会、唯一の出場機会となった。
チームは1勝1敗1分、得失点差-1と苦戦しつつもグループAを2位で突破したが、現地時間11月11日夜、準々決勝でグループB1位のイラクに2-1で敗れてUAEを後にすることになった。
帰国した橋本は14日、FC東京の練習に参加、ボランチとして溌剌としたプレーを見せている。全体トレーニング終了後、大会の感想を訊いた。
──残念でしたね。
橋本拳人 負けました。
──やはり勝つのは厳しいですか。
橋本 アジアで勝つのは厳しいですね。どの試合もかんたんじゃなかった。
──吉田監督には最後、どんなことを言われましたか。
橋本 この経験、悔しさをばねにしよう、と。先輩方もアジアで敗退した悔しさをばねに(五輪など)がんばっていったから、おまえらもがんばれ、という意味のことを言われました。個人的には言われていないです。
──個人としては。
橋本 全然ですね。勝っている状況で中盤のプレスが緩くなったときに投入すると、大会が始まる前から言われていました。あまり先発では考えていないと言われたので、悔しさはあったんですけれども、自分の役割をしっかりとこなしてプレーしていこうと、そういう気持ちで大会に臨んだんですけれども、あまり勝っている状態がなかったので。
──どこがいちばん難しかったんですか?
橋本 一人ひとりの粘り強さをいちばん感じましたね。球際だったり、気持ちを前面に出してプレーするところは日本を上回っていたと思います。
──日本に足りなかったものは?
橋本 いちばんは気持ちですね。
──日本はトータルではアジアで強いんだけど、U-19やU-16では、ここ数年ずっと負けているじゃないですか。何が原因だと思いますか。
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