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【レポート】Jリーグディビジョン1 第33節 ガンバ大阪対FC東京 前日練習レポート (2012/11/23)

ウチのサポーターも熱さなら絶対に負けない

J1第33節対ガンバ大阪戦を翌24日に控えたFC東京は23日、小平グランドにて午前練習をおこない、J1昇格プレーオフ決勝のキックオフ数分前に、遠征地へと出発した。
先発が予想されるビブスなし組では渡邉千真が1トップでルーカスが右サイドハーフを務める布陣を試すなど、あすに向けて選手選考の幅をもたせた練習内容。石川直宏の先発回避を想定してサイドハーフをルーカスと長谷川アーリアジャスールが務め、リスタートの練習では、キッカーを太田宏介と長谷川アーリアジャスールが担った。コーナーキックでは2得点。直接フリーキックで森重真人がゴール隅に見事な一撃を決めると、全体練習はそこでお開きとなった。
米本拓司はバスに乗り込む直前、報道陣の質問に答えて「先取点を獲ったらウチは負けない」と言った。
実際にデータで確認してみると、東京が先取点を獲った場合の結果は10勝1分無敗の勝率.909、前半終了時リードの場合は5勝1分無敗の勝率.833。米本の発言は裏付けられた。いっぽう、ガンバは先取点を獲った場合の勝敗が7勝2敗4分。データからは、東京が先制した場合は勝つ確率が高く最悪のケースでも引き分け、もし先制されたとしても、わずかに逆転できる可能性がある、ということがわかる。
一試合平均得点は東京の1.22に対してガンバは2.00。それだけを見ると1-2で東京が負けてしまいそうだが、しかし一試合平均失点もほぼ似たような差で1.25対1.91だから、1対1や2対2の引き分けという結果も考えられる。やはり相手の攻撃力が高いからといって臆するのではなく、積極的なサッカーで先制点を獲りに行くべきなのだろう。

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