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【トーキョーワッショイ!UC】インカレ準々決勝&準決勝_Part2_三田啓貴_明治大学(2012/12/27)

平成24年度 第61回全日本大学サッカー選手権大会 準々決勝【12】
2012年12月22日(土) 13:51キックオフ 味の素フィールド西が丘
明治大学 対 福岡大学 [観衆]約446人 [天候]雨 [ピッチ状態]天然芝:全面良芝、表面:水含み [風]弱風 [試合時間]90分 延長20分 PK戦 【マッチコミッショナー】玉井朗【インスペクター】中山雅雄【主審】塚田智宏
<関東地区第2代表>明治大学 2-4(0-4) 福岡大学<九州地区第1代表> 【得点者】田中智大(福岡大学=6分、アシスト:田村友)、田中智大(福岡大学=16分、アシスト:平田拳一朗)、大武峻(福岡大学=27分)、岸田和人(福岡大学=42分)、上松瑛(明治大学=79分、アシスト:三田啓貴)、阪野豊史(明治大学=90+1分、アシスト:八塚利朗)

まだ雨が残っていたファーストハーフは、福岡大学にセットプレーのチャンスをことごとく決められて3失点。さらに福岡大学フォワード岸田和人が前線でボールを奪うとそのまま持ち込んで得点、0-4で試合を決めてしまった。
セカンドハーフは明治が反撃。79分には左にいた三田啓貴のいわゆるアーリークロスが直接、ペナルティボックス内ファーサイドの上松瑛に渡って1点を返し、さらにアディショナルタイムにはまたも三田が起点となり中央左サイド寄りでタテにスルーパス、これを受けた八塚利朗がクロスを入れて阪野豊史が決めて2点差とするが、既に時間はなく2-4で試合は終わった。
明治大学1点めのアシストとなった三田の浮き球は非常に精度が高いピンポイントクロスで、これがもっと早い時間から入り始めていれば勝機もあったかもしれないと、後悔させるものだった。
試合全体としては一回戦につづく立ち上がりの悪さで明治大学が不覚をとった印象。いっぽうの福岡大学はキックオフから同じペースで守備組織のバランスを維持し、その差がスコア差となってあらわれたように思える。福岡大学は強固なブロックを崩さず、明治大学はその守備網を最後の時間帯になるまで突破できなかった。
Jクラブ加入内定者を多く出した明治大学は優勝候補の一角だったが準々決勝での敗退となった。これが今季最後の試合となり、FC東京U-18出身の三田、岩渕良太、山村佑樹はそれぞれ異なるJクラブへと進むことになる。
この試合で2点両方を生み出した三田は来季、FC東京でプレーする。敗戦の悔しさはJの舞台で晴らしてもらいたいものだ。

◆三田啓貴 コメント

──きょうの試合の感想は。やっぱり悔しい?

三田啓貴 そうですね……いやでもほんと、悔しいだけです。

──呑み込まれた感じですか?

三田 福岡大学がセットプレーが強いというのはわかっていたんですけど、そこ(序盤のセットプレーの機会)ですぐに3点を失ってしまって。相手を調子に乗せてしまったかな、という反省はあります。

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