新潟キャンプレポート第三弾! 画像満載! 練習試合対日体大戦(06/22)とサッカー教室【レポート/コメント】ランコ ポポヴィッチ監督、塩田仁史、中村北斗、平山相太、三田啓貴(2013/06/23)[本文5,360文字]
※ほか 、有料部分にも画像多数
6月22日、新潟県十日町キャンプ最終日を迎えたFC東京は、クロアチアピッチにて45分✕3本の練習試合をおこない、日本体育大学にトータル5-0で勝利した。また試合終了後には、選手たちがFC東京普及部とともに、子どもたちとの父兄を相手におよそ一時間のサッカー教室を実施。充実した七日間を終えて新潟県をあとにした。
現地に前泊して試合に備えた日本体育大学はことし3月までFC東京に籍を置いていた倉又寿雄監督が指揮している。倉又監督は、かつての愛弟子であるFC東京U-18出身者ほか選手やスタッフと旧交を温めつつ「また試合をしてください」と笑顔を残して帰郷した。
FC東京は23、24日と二日間のオフを経て25日の練習(午前の一部のみを予定)から活動を再開する。
◆試合経過
キックオフ直後は豪雨に見まわれ、困難な状況で1本めの半分近い時間をプレーした。
森重真人が発熱により欠場したFC東京はゴールキーパーが塩田仁史、ディフェンダーが右から徳永悠平、加賀健一、丸山祐市、太田宏介、ドイスボランチが右から米本拓司、長谷川アーリアジャスール、2列めが右からルーカス、東慶悟、三田啓貴、1トップが渡邉千真という布陣でスタートした。
運動量の多い東が積極的にチャンスをつくり、東京が完全にペースを掌握、9分にはゴール右斜め前からのフリーキックを、三田が左足でゴール左隅に決めて1-0と先制する。左ポストに当たって入る、ぎりぎりのコースを衝いた技ありの一撃だった。
しかしその後は追加点を挙げることができず、35分からの10分間は日本体育大学に圧倒され、何本ものシュートとショートコーナーからのクロスに晒される状態で終わった。
2本めはルーカスと東が退き、前線が渡邉とステファン・ムゴシャの2トップ、右サイドハーフが河野広貴というメンバーでキックオフ。6分には渡邉が大勢に囲まれながらも斜め右後方からのクロスをヘディングするが、この日は彼の日ではなく、サイドに開いてのチャンスメークなどはあったものの、あまり決定機に絡めないまま18分に退いた。交替で入った武藤嘉紀(慶應義塾大学)は左サイドハーフで突破役に。三田は一時、トップ下に入った。2トップの時間帯はあまりチームとして機能していなかった。
26分には四人が交替。徳永悠平、太田宏介、米本拓司、長谷川アーリアジャスールがOUT、中村北斗、阿部巧、大竹洋平、平山相太がIN。中村が右サイドバック、阿部が左サイドバックに入り、大竹と三田がボランチを組んだ。平山はムゴシャと前線を形成。38分には三田が退いて林容平が右サイドハーフに入り、大竹と河野のボランチとなる。
すると流動性がやや戻ってきたのか、38分には右からのパスをムゴシャがシュート。これはキーパーにセーブされるものの、41分には左の武藤から出たパスをムゴシャが受け、タテに走りこみ、キーパーをかわしてからゴールに流しこんで2-0とリードを拡げた。
(残り 5719文字/全文: 7681文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ