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【ニュース/やや速報/無料記事】ルーキーたちが福は内鬼は外! 「平成26年度府中大國魂神社節分祭」第1報/武藤嘉紀、平岡翼、圍謙太朗、松田陸[1,321文字](2014/02/03)

◆「平成26年度府中大國魂神社節分祭」第1報

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2月3日(月)、今シーズンFC東京に入団した新加入選手、武藤嘉紀(MF14番)、平岡翼(MF19番)、圍謙太朗(GK31番)、松田陸(DF50番)の四人が、東京都府中市の大國魂(おおくにたま)神社にて開催の「平成26年度 府中大國魂神社節分祭」に参加、元気いっぱいに豆をまいた。

17時台、大國魂神社に入場した東京のルーキーたちは裃(かみしも)姿で行列になって歩き、拝殿へと入場。祝詞(のりと)が奏上されたのち、おおぜいの見物客を前に、盛大に豆をまいた。

一年の福を祈る豆まきが始める前の挨拶には平岡翼(たすく)が立った。四人のなかでいちばん弁が立つという理由で選ばれたようだ。
「では次に、FC東京の選手のみなさまに、ご挨拶をいただきたいと思います」という司会の言葉に促されてマイクを握った平岡は次のような挨拶をした。
「今季からFC東京に加入しました平岡翼です。ことしこそはJ1で優勝したいと思っています。そのためにはみなさまの応援が必要だと思っているので、ぜひ味スタに足を運んでいただきたいと思っています。
きょうは、鬼がびっくりするぐらい豆を投げたいと思っています! そして、いっぱい豆を食べたいと思っています。ありがとうございました!」

ことしは18時開始の回に登場したため、辺りは既にとっぷりと日が暮れて暗かった。しかしクラブを挙げての作戦で、照明がよく当たって見やすい拝殿の向かって右に四人が固まり、バシバシと写真を撮られながら豆まきを開始! 豆がなくなると「弾丸」を補給しに戻り、今度は左に中央に右にと変幻自在のポジショニングで全方位に投げ分け、詰めかけたファンにサービスをしていた。

豆まきが終わっても四人はできるかぎりの全力投球。メディア対応の前にファン対応に精を出した。
いちばん遅くまでファンサービスをおこなっていた圍謙太朗が控室に戻り、四人が再び揃うと談話取材が始まった。

豆まきの挨拶を振り返った平岡はまず「精一杯でした」と、ひとこと。
「でも、豆まきは、たぶん鬼が逃げたのかなと思います。はい」
挨拶の文言はずっと脳裏に焼き付いていたものを「出しきりました」とのことで、決して作文をしたものではない様子。それでも大観衆を前にひるむことなく、立て板に水が流れるようにすらすらと言い放ったのだからたいしたものだ。
ただし一所懸命なあまり、女性ファンの声は耳に入らなかった様子だ。
「黄色い声援……? 聞こえてなかった。でも嬉しいです。耳よくなります、もっと」

節分祭の豆まきについて、武藤嘉紀、松田陸、圍はそれぞれ次のように語った。
「おおぜいの方々いらっしゃっていて。ファンの方々とも、自分たちのことを知らない方々ともふれあい、とても楽しむことができました」(武藤)
「楽しかったです。けっこう遠くまで投げたので。疲れました(笑)。めっちゃ速いスピードで投げました」(松田)
「初めてやったのでいい経験でした。いつも応援してくれている方々に福をあげたいという気持ちで投げたので、福がきたらいいな、という気持ちです」(圍)

※四人のインタビューのつづきについては明日の有料記事第2報に掲載いたします。

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