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【レポート/ニュース】FC東京フェスティバル2014 presented by 東京ガスライフバル/第1報/マッシモ フィッカデンティ監督「監督は日本語を学び、サポーターのみなさんにはイタリア語を憶えていただき、最高のミックスを創り上げましょう」(2014/02/12)

 
監督トークショー_R
 
 今シーズンで二回目を迎えるFC東京ファン感謝イベント『FC東京フェスティバル2014 presented by 東京ガスライフバル』は、2月11日、スカパー!の『Jリーグマッチデーハイライト』から平畠啓史と寺田ちひろ、東京MXテレビの『F.C.TOKYO 魂!』から土屋礼央、渡邉一平、ジョナサン・シガー、ゆってぃ、J:COMの『FC東京ビバパラダイス』から橘ゆりか、以上の豪華MC陣を迎え、東京都府中市の府中競馬場にて開催された。2月8日に降った雪はまだパドック内に残っていた。しかし9日に小平グランドの雪かきをしたスタッフが、今度は10日朝から府中競馬場で雪かき。イベントを開催するのに必要なスペースを確保して11日を迎えた。
 
「Bello e Aggressivo!(美しく、積極的な)」をスローガンに掲げた今シーズン、FC東京の指揮を執るマッシモ フィッカデンティ監督を、阿久根謙司代表取締役社長はオープニングトークショーの壇上で次のように紹介した。
「イタリアのサッカーというとカテナチオ、守備が基本ということになっています。当然、守備はできるんですが、マッシモはですね、イタリアの監督のなかでも改革派と呼ばれています。攻撃的なサッカーをやる。そしてその攻撃につながる守備の練習にいま取り組んでいるところです。
 攻撃サッカーはわれわれのヴィジョンですからそこを変えるつもりはありません。ただ、そのための守備の構築を大事にしたいと思っています。昨年は47失点で首位サンフレッチェ広島の29失点18も失点が多いのでここを抑える、攻撃は変わらず、というサッカーを展開していきたいと思います」
 
 2014シーズン新チームお披露目で前田敦子のコスプレものまねを披露し「こんな変な恰好をしているぼくのことを嫌いになっても、FC東京のことは嫌いにならないでください!」と叫んだ平岡翼の頭を優しく撫でたマッシモ フィッカデンティ監督は、選手たちが屋内でトークショーに励んでいるあいだ(新加入選手14時15分から14時40分、外国籍選手14時50分から15時15分)、屋内ステージで監督トークショーに臨んでいた(15時30分から)。
 
タスクとマッシモ_R
 
 真面目で沈着冷静な印象のあるマッシモ フィッカデンティ監督だが、そうは言ってもさすがにイタリア人。冗談を忘れているわけではない。同時にFC東京へと加入した高齢のエルメス フルゴーニGKテクニカルアドバイザーを評して、
「沖縄で見せたセービングを考えますと、やはり第五番目のキーパーかなと(笑)。歳が歳ですのでいつ辞めるんだという話をするんですけれども、本人はそんなことはまったく考えていない様子で、わたしよりももっとキャリアが長くなるかもしれません」
 MCのゆってぃが「監督の力でどうにかデル・ピエロを連れてきてください!」と煽ると、マッシモ フィッカデンティ監督には「ピルロを連れてくるよ」と答える余裕すらあった。

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