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【今週の小平】レポート◆前日練習は非公開。調整に集中し、マッシモ東京いざ日立台へ/コメント◆No.9渡邉千真「サイドの役割がわかってきた」/マッシモ フィッカデンティ監督、森重真人、石川直宏(2014/02/28)

◆今週の小平 2月28日練習レポート

 

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2月28日、FC東京は小平グランドにて14時から完全非公開の公式戦前日練習をおこない、遠征地に向けて出発した。

練習を非公開にした理由を訊かれたマッシモ フィッカデンティ監督は次のように答えている。
「やはり最後の練習ということもあり選手たちを集中させる目的もありました。落ち着いて戦術的な確認をしていく必要もありましたので、あえてこういうことをさせていただきました。サポーターのみなさんには練習後にご挨拶でき、その点では問題はなかったかと思います」

戦術の確認にはセットプレーももちろん含まれる。太田宏介は「自信を持っているし、きょうもいいかたちでできた。あしたを楽しみにしてください。ズドン(直接フリーキックによるゴール)があるかもしれません」と頼もしい。
キッカーは昨年どおり東慶悟と太田宏介がその都度分担することになりそうだが「直接狙えるところがあったら譲る気はないです」と太田が言うとおり、直接フリーキックの成功率が高い彼にチャンスが廻れば得点が期待できる。
ウイングで出場すると思われる渡邉千真も「セットプレーにも自分たちのいろいろなかたちがある。セットプレーでも点が獲れるようにしたいですね」とひとこと。劣勢でも粘り強く戦い、細部にこだわり隙を少なくする、そんなしぶとさを身につけようとする今シーズン、セットプレーで1点を獲っていけば、負けそうな試合を引き分け、劣勢の試合を勝ちに持っていくことも夢ではない。

基本のコンセプトやかたちがあるものの、今シーズンの東京は、前線でのディフェンスからビルドアップの仕方に到るまで、相手チームの特徴やフォーメーションに対応しながら、こまめにやり方を変えていく。

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