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【今週の小平】レポート◆「カニーニは本物の選手」「森重と吉本のコンビはJリーグでもトップクラス」(マッシモ フィッカデンティ監督)(2014/07/16)

レポート◆「カニーニは本物の選手」「森重と吉本のコンビはJリーグでナンバーワン」(マッシモ フィッカデンティ監督)

 

カニーニ個人については、マッシモ フィッカデンティ監督は高く評価。
しかし吉本一謙の充実を喜び、彼と森重のコンビで状態がよかったときの東京を水準と考えてもいる。
監督の胸の裡を中心に緊急レポート。

 

カニーニ

カニーニ

 

 

吉本

吉本

 

森重

森重

 

カク

カク

「カニーニはジョカトーレです。その“選手”が意味するところは、彼が本物の選手だということです」
──“ほぼ”決定か。期限付き移籍での加入が間近に迫ったと見られるイタリア人ディフェンダー、ミケーレ カニーニについて問われたマッシモ フィッカデンティ監督はこう答えた。
この言葉だけで、いかに評価が高いかわかるだろう。

開幕一週間前にマテウスが負傷。長期離脱を余儀なくされた。
そして加賀健一が別メニューのいま、本職のセンターバックは森重真人、吉本一謙、そしてシーズン途中で加入したカク ヒジュの三人しかいない。ポゼッションの練習、戦術の確認、ゲーム形式のメニューでセンターバックの空いた枠を埋めるのは、本職が中盤の高橋秀人であり野澤英之だ。単純に枚数が足りていない。
補強の対象がまずセンターバックに向かうのは当然だ。

しかしシーズンは残り半分。もう、いちから教えこんでいる暇はないはずだ。だからこそ、既にマッシモ フィッカデンティ監督のサッカーを経験し、ヨーロッパの常識を知っている選手を選んだのか? それは理にかなっていると思うが?
こう訊ねると、マッシモ フィッカデンティ監督は同意した。

「一年半、カリアリで指導していたこともある。ほかのさまざまなイタリア人指導者の許で試合をこなしてきたということで、イタリアでの仕事の仕方をよくわかっています。なにより、コミュニケーションが容易にとれるというところも利点になると思っています」

(残り 1412文字/全文: 2480文字)

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