【今週の小平】コラム◆素直で図太い性格の小川諒也に迫る+マッシモ フィッカデンティ監督の談話(2015/03/12)
コラム◆素直で図太い性格の小川諒也に迫る+マッシモ フィッカデンティ監督の談話
小川諒也は、話してみるかぎり、曲がったところのない健全なパーソナリティを持っている。先週来、左サイドバックとして出る・出ない・出る・出ないと、さんざん騒がれているが、この報道上の扱いにも、まったく動じてはいなかった。
やはり一喜一憂浮き沈みしてしまうのかと問うと、小川はあっさりと否定した。
「いえ、そんなに感じることはないですね。いつも準備をしているので。常にモチベーションを高く持っていますし、メンバーから外れたからと言って下がるということもない。次の機会、その次の週にすぐ切り換えて、ポジティヴにやれていると思います」
11日の練習後にマッシモ フィッカデンティ監督から受けていた指導はサイドバックとしての状況判断と選択に関するものだった。ここではあえて伏せておくが、流通経済大学付属柏高等学校でのプレーとは異なり、守備の重要性を説いたもの。サイドバックと言えどもディフェンスラインの一員であるということは、十分に伝わったようだ。
「まずはディフェンダーとして守備をしなければいけない、ということがわかりました」
右サイドバックには守備に長けフィジカルが強い徳永悠平がいる。そうした選手が好まれるように、監督がまず守備と考えることに理解はしていても、若干の戸惑いはある。
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