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【今週の小平】Preview◆カズマルコンビが防壁を築く! 松本山雅の放り込みを跳ね返せ(2015/06/05)

後方から見守る吉本_R

 

Preview◆カズマルコンビが防壁を築く! 松本山雅の放り込みを跳ね返せ

FC東京は5日、小平グランドで7日の対松本山雅FC戦に向けた戦術練習をおこなった。あす6日の練習は完全非公開。連戦最後の公式戦に向け、最終確認をして長野県松本市へと向かう。

中盤の真ん中で高橋秀人と野澤英之の「ヒデヒデ」コンビという新しい発見があったばかりのFC東京だが、今度はディフェンスラインの真ん中に魅力的なパワーと知性のコンビが勃興する。キャプテンモリゲこと森重真人のサスペンションに伴い、右に吉本一謙、左に丸山祐市というセンターバックコンビが、バイタルエリアを守るのだ。

練習を終えて引き上げてきた吉本一謙に「マルカズ? それともカズマル?」と訊ねると「カズマルでしょう! おれのほうが年上だし」と、包容力のありそうな笑顔で返してきた。森重はいちディフェンダーというだけでなく精神的な支柱ともなってきた存在だが、吉本も負けてはいない。年齢の上下に関係なく親しまれるあかるさで、チームを照らすことだろう。森重の不在について、吉本は次のように語った。

「森重選手が誰が見てもチームに必要な中心的存在であることはまちがいないですね。でも、ここで負けて“森重選手がいないと……”と言われるのは、みんな悔しいと思うし。丸山選手も経験を積んで帰ってきましたし、今季出場した試合でも結果を残している。その丸山選手ともすごくやりやすく、いい関係を、練習でも試合でも築けています。自信はあります。とにかく、勝ちたいですね」

いっぽう、吉本とコンビを組む丸山祐市も、森重不在の状況で勝ちたいという意思をあきらかにした。

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