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【無料記事/蹴球の余白】ぐる旅◆小平駅前「丸徳」(2015/06/15)

この媒体で食に関する記事をはじめようと思ったとき、やはりサッカーに関係したものから攻めていくのが筋だ。それもFC東京や、東京を追うためのゆく先々で出逢うものが望ましい。
そこで最初にご紹介するのは、西武新宿線小平駅前の「丸徳」である。記事カテゴリーには、親カテゴリー「蹴球の余白」子カテゴリー「ぐる旅<フットボールのグルメor旅>」を新設させてもらった。当面、「蹴球の余白」カテゴリーは大半が無料記事になると思うので、この間に当媒体の味見もしていただければさいわいである。

まずはアクセスからだ。
小平駅のひとつしかない改札を出て右へ折れ、階段またはエレベーターで地上へ降りる。そこで北を向き、右へ進めばFC東京小平グランドの方向であり、左へ進めばこの「丸徳」が見えてくる。踏切よりも手前、ほんのすぐだ。
こちらが外観である。

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漢字の「徳」を◯で囲み、「丸徳」をあらわしている。
「う丼」「そば」の「丼」が少々奇異に映るが、なぜ「丼」を強調しているかは店に入るとわかる。ごはんもの、それも丼ものが充実しているのだ。

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撮影したのは、はじめてこのお店で食べた「しょうが焼丼」。旨い。丼ものは500円、650円、750円の価格帯に分かれているが、「しょうが焼丼」は最安値の500円だ。丼だけではない。味噌汁や、その日の仕入れ次第で、何かしらの付け合わせもいっしょに出てくる。
これを安いと真に感じられるのは、味わったあとだ。

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調理場から店主や奥様が包丁をふるい、フライパンを鳴らす音が聞こえてくる。すべてが手づくり。出来合いの外食に大金を投じるよりも、確実にコストパフォーマンスはいい。
お米は水分を吸わせすぎず、適度な硬さを保った、それでいてきちんと炊けている「ごはん」となり、具の下敷きになっている。「しょうが焼き」の部分も、玉ねぎと豚肉にしょうがと調味料がよく絡み、素材の味を活かしている。
あっという間に完食した。

ごはんものが充実している「丸徳」だが、もちろん、看板のとおり、うどんやそばのメニューも充実、いろいろな組み合わせでセットメニューを注文できる。
うどんやそばは「あったかい」「冷たい」に分かれており、「冷たい」そばはざるではなく、涼し気な器に盛られて出てくる。
これからの夏にもぴったりだろう。

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これはとある若者たちのサイン(個人名は伏せた)。食欲旺盛な青赤ティーンもやってくるらしい。

営業時間は午前中から日没くらいまで。FC東京の練習を見学に行くなら、午後練習の前に立ち寄るとちょうどよい。メニューの品数が豊富であれもこれもと目移りするくらいなので、通いつめてもそうすぐには飽きないだろう。

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