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【無料記事/ACL第3戦対江蘇蘇寧戦第1報】早出しショートレポート◆江蘇の守りを崩せず無念の引き分け。城福浩監督「(得点するには)いかに決定機を多くつくるか」(2016/03/15)

【ACL第3戦】3月15日夜、FC東京は中国の江蘇蘇寧と味の素スタジアムで対戦、0-0で引き分け、グループリーグの成績を1勝1敗1分けとした。ファーストハーフは立ち上がりから東京がコレクティヴに守り、ジョーとテイシェイラ頼みの攻撃を封じた。サイドへの追い込み、あるいは帰陣のスピードが速く、4-4-2の陣形を維持して江蘇に攻める隙を与えなかった。セカンドハーフになると江蘇はいよいよできなくなり(シュート1本。試合全体では3本)、東京がいつ点を獲るかに焦点が絞られたが、途中から勝点1狙いを明確にした江蘇の引いた守りを崩せず、肝心の決勝ゴールを奪うことができなかった。

試合後の城福浩監督は「次は得点しないと勝てないが、それは今日あすに解決する問題ではない。いかに決定機を多くつくるか」と、課題を明確にした。可能性の低いチャンスではなく惜しいチャンスが多かっただけに、試行回数が増えれば確率的に得点できるターンが来るはずだという期待値論には頷けるところがあるが、この試合で惜しくも逃した勝点2は帰ってこない。
江蘇のダン ペトレスク監督は「戦前に厳しい試合になると思っていたとおりになった。この勝点1が大切。4月の南京でがんばりたい」と語り、アウエーで逃げ切っての引き分けに満足した様子だった。
この引き分けが生きるか、それとも勝っておけばと後悔するかは、4月以降の残り三試合をいかに戦うかにかかっている。
(以上)

 

 

 

 

 

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