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【有料(時間限定無料終了)記事】ガーナとの戦いを終えて決意新た、橋本拳人「ここからですね」「明日は勝って(マッシモ フィッカデンティ前監督に)成長した姿を見せたい」(2016/05/12)

「ここからですね。ここからが大事」
熊本でのU-23日本代表対ガーナ代表戦を終えて帰京した橋本拳人が、噛みしめるように言った。神妙な面持ちだ。
活躍できなかったわけではない。ボランチで落ち着いてボールをさばいていた。前半45分間で3-0とリードを拡げ、試合の行方をほぼ決定づけてからハーフタイムに交替した。しかしいまだリオ五輪本戦のメンバー入りが確実ではないなかで、代表チーム、そして国際水準を味わったからだろう。代表戦の余韻が謙虚にさせたのかもしれない。

試合は若い日本代表が自信を漂わせながらガーナに対峙し、圧していた。国内組と言えどもガーナのA代表。優位性は日本の側にあった。
「(代表は)けっこうひとの距離感がよくて、受けてもパスコースが常にある感じでした。最終予選の勢いがいまもつづいていると感じます」
組織力と各自の戦術眼を備えるいいチームに入った、そんな感触を含んだ物言いだ。
「いい緊張感をもって臨めましたし、

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